水平器の使い方

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水平器(水準器)の使い方・種類・気泡の読み方を詳しく解説!

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水平器(水準器)は水面は常に水平であるという自然現象を活用した、「水平を調べるための道具」です。

棚製作など身近なDIYや、ブロックを積んだりウッドデッキなど高度なDIYに必要不可欠なアイテムです。

そんな水平器(水準器)の、種類・使い方・目盛りの読み方を詳しくご紹介します。

DIYにオススメの水平器(水準器)とは?

プロの世界では、「レーザー水平器」が主流ですが、DIYでの使用頻度を考えると安価な「気泡管タイプ」がオススメです。

水平器1

価格帯
30cm、60cmタイプ 2,000円前後

DIYに適した水平器(水準器)の大きさとは?

水平器(水準器)には様々な大きさがありますが、30cmと60cmがあれば大体の作業に対応できます。

水平器30cmタイプ

水平器30-1

目盛りは平行タイプと垂直タイプの2種類が付いています。

30cm目盛り

水平器60cmタイプ

水平器60

目盛りは、平行タイプ・垂直タイプ、さらに45度の3種類が付いています。

60cm目盛り

60cm目盛り2

目盛の読み方(2本目盛タイプ)

目盛は、「水泡の位置」と「水泡管の線」で読みます。

水泡の位置

水泡が中心にあれば水平です。

水平器目盛り

水泡管の線

目盛線が2本線タイプの場合、外側の線に気泡が触れているときは1/100勾配(こうばい)です。

水平器目盛り2

1/100勾配とは、1mの高さのところで1cm下がる(上がる)という意味です。

水が流れる勾配が必要な場合にこのような読み方をします。

垂直目盛も読み方は同じです。

水平器目盛り2

水平器 目盛の読み方(3本目盛タイプ)

3本線の場合も読み方は同じで、水泡が中心にあれば水平です。

水平器目盛り3

3本線の場合は、真ん中の線が1/100勾配です。

水平器目盛り4

外側の線は1/50勾配です。

水平器目盛り5

1/50勾配とは、50cmの高さで1cm下がる(上がる)という意味です。

1/100勾配より勾配が「倍」になります。

棚の設置でも大活躍する水平器

棚を壁に固定する時に、床もしくは天井からの距離で水平を作る事もできます。

水平器を使うともっと簡単に水平を測れます。

棚のステーを1ヶ所だけ軽く固定し、棚の上に水平器を置きます。

後はゲージを見ながら気泡が水平の位置になった所で固定すれば完了です。

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水平器(水準器)より長い距離を測るときは?

水平器 対応1

水平器より長い距離を測るときは、長さのある曲がりのない(歪みがない)材木の中心に乗せて測ることで対応できます。

水平器の使い方1

水平器 対応2(番外編)

家の基礎やブロックを積むときなど、広範囲や長い距離の水平を測るときに便利なのがポケットタイプの水平器です。

水平器ポケットタイプ1

強く張った水糸にポケット水平器を引っ掛けて水平の確認をします。

水平器ポケットタイプ2

価格は500円前後です。

家庭でのDIYではあまり使うことはないでしょう。

ちなみにプロの世界では、これに代わる「レーザー水平器」が主流です。

まとめ

水平器(水準器)は棚の水平を測ったり、ウッドデッキやガーデニングのパーゴラなど、柱の垂直や床面の水平などの確認に使用するDIYの必需品です。

基本的な読み方を覚えて、DIYライフを楽しみましょう!

おすすめアイテム

棚の設置など、身近なDIYには30cmタイプがオススメです。

ウッドデッキや外構工事などには45cm以上がオススメ。

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