【図面PDFダウンロード可能】椅子としてだけではなく、様々な使い方ができるシンプルなスツールの作り方を紹介します。
椅子として、脚立として、ディスプレイとしても使える3wayスツール(脚立椅子)です。
重量のあるものを乗せても耐えられるよう、片欠き継ぎ(かたかきつぎ)加工も施しています。
図面PDFがダウンロードできますので、ぜひチャレンジしてみてください。
DIYレシピ
3wayスツールの材料
- SPF2×3材:1820mm(2本)
- SPF2×4材:910mm(1本)
- SPF2×6材:400mm(1本)
- 8mm丸棒
- コーススレッド:50mm(18本)
- ジェルカラーニス(マホガニー、ブラック)
3wayスツール製作の道具
- 丸ノコ&丸ノコ定規
- 電動ドライバードリル&ドリルガイド
- スコヤ(プロトラクター、自由スコヤ)
- 差し金
- ノコギリ(胴突き&アサリなし)
- 金槌&ノミ
- サンドペーパー(#320)
- クランプ
- ウエス
- インパクトドライバー
スツール各部材の切り出し
はじめに、丸ノコと丸ノコガイドを使って部材の切り出しを行います。
座る部分の板(SPF2×6材)を400mmに切り出します。
ポイント
長い木材を切る場合は、木材の下に捨て板を置くときれいに切れます。
今回使う部材の切り出しが完了しました。
切り出した部材の詳細 | |
前脚 | SPF2×3材:690mm(2本) |
後脚 | SPF2×3材:600mm(2本) |
踏み板 | SPF2×4材:345mm(2本) |
上部座板 | SPF2×6材:400mm(1本) |
脚固定材 | SPF2×3材:325mm(1本)、260mm(1本) |
スツール前脚の加工
前脚部分の製作です。
斜めに接合するので、プロトラクターで斜めの墨線を入れます。
今回は65度の角度に合わせます。
65度にカットする部分 | |
前脚 | 上部・下部 |
前脚側面 | 踏み板をはめ込む部分(2段) |
上部座板 | 前脚を接合する部分 |
丸ノコ定規を65度に合わせて切り出します。
次に、踏み板との接合部分を溝切りします。
脚立としても使うので、溝に踏み板をかまして安定感を出します。
溝の幅は踏み板SPF2×4材の厚みを直接合わせて墨線を引きます。
1段目の踏み板から20cm上に2段目を組みます。
墨線が引けたので、丸ノコで溝を切ります。
丸ノコの刃を10mmに調整します。
墨線の内側に切り込みを2、3mm間隔で入れます。
金づちでバンバン叩いて溝を作ります。
金槌で簡単に取り除いた後はノミできれいに仕上げれば溝の完成です。
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釘やビス不要の相欠き継ぎ(あいかきつぎ)方法をご紹介! DIYでも活用できる!
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3wayスツールの前脚部分加工が完了しました。
次は、後ろ脚と座板の加工、組立と仕上げです。