シューズクロークの収納をすっきりとカッコよく見せるためには、収納する物に合わせた棚作りが一番です。
普段はシューズクロークに工具などを収納していますが、その工具が主役になるように「見せる収納棚」を作りたいと思います。
今回は、工具が映えるよう、無骨でカッコいい男前なデザイン棚です。
棚の作成自体は簡単ですが、見せ方一つで雰囲気がガラリと変わるので、そのポイントも合わせてご紹介します。
なんかゴチャゴチャ感が否めませんね。
デットスペースも多く無駄も解消したいです。
DIYレシピ
男前収納棚の材料
- 1×6材:910mm…3枚(棚4段分)
- 1×3材:910mm…1枚(フック取付用板)
- 棚受け金具:25cm…8個(棚4枚分)
- スチールフックJ型:4個(セリア)
- アンティークフック:2個(セリア)
- コーススレッド:30mm(スリムタイプ)
- スプレー(つや消し黒)
男前収納棚製作の道具
- 丸ノコ&丸ノコ定規
- ワトコオイル(ダークウォルナット)
- サンドペーパー#120、#240
- ミッチャクロン
- インパクトドライバードリル
- 水平器
- ステンシルセット(ステンシルシート、水性白、マスキングテープ、エアーブラシセット)
- ステンシルスタンプ
スチール棚受けの塗装
棚受けはステンレス製です。
そのまま使っても良いですが、つや消し黒に塗装してカッコ良さを演出します。
スプレーが周りにつかないように塗装ブースを設置します。
最初に「ミッチャクロン」をスプレーします。
一方向からではなく、乾燥したら向きを変えてまんべんなく塗装します。
スプレーを野外で使う場合、風がない時を選んで作業しましょう。
ミッチャクロンが乾燥したら、つや消し黒をスプレーします。
1回目は軽く吹き付けて、乾燥したら2回目を吹き付けます。
1時間ほど乾燥させたら、向きを変えて2回吹き付けます。
棚板の作製
今回の棚板はクローク内の内壁いっぱいの幅で作りたいと思います。
まず、高所用に850mmを2枚と、低所用に450mmを2枚をカットします。(今回はスライド丸ノコを使っていますが、丸ノコと丸ノコ定規でも大丈夫です。)
カットしたらサンドペーパー#120と#240で面を整えます。
棚板の塗装
ワトコオイル(ダークウォルナット)の2回塗りで仕上げます。
1回目塗布後に乾燥させ、再度薄く塗装します。(今回は工程を省きましたが、通常はすべすべ感を出すために湿式研磨をします。)
男前棚の組み立て
先にステンシルを施します。
高い位置に設置する棚板は、見上げたとき棚に何が置いてあるか見やすくするため、下側にステンシルを施します。
棚板に黒で塗装した棚受けを取り付けます。
ビスは付属のビスを使用しました。
下に板を置いて、棚を立てた位置で棚受けをを付けるとズレなくてすみます。
また、棚受けの形状によってはロングビットを使った方が取り付けやすいですよ。
高さを決めて一ヶ所ビスを止めたら、水平器で確認します。
この一手間で棚が斜めになるトラブルを防げます。
棚の取り付けが完了しました。
注意ポイント
今回の壁はどこでもビスが打てるように下地入の壁です。
全ての面に下地がない場合は、下地がある場所に合わせて棚受けを取り付けます。
中段は棚板下に施したステンシルが効いていますね。
下段は見下ろす位置なので棚上面にステンシルを施しました。
傘などを掛けるフックは、セリアのスチールフックJ型とアンティークフックを活用しました。
男前棚の完成
フック取付用の1×3材の板を下段の棚下に打ち付けて、フックを取り付けました。
その他、ステンシルスタンプも追加しました。
製作を終えて
今回は製作としては簡単なレシピです。
ワトコオイルとつや消し黒で塗り、ステンシルをするだけでワンランク上の仕上がりになりますね。
シューズクロークも効率よく収納できるようになったので満足です。
今回棚を取り付けた壁は、我が家を建築する際に厚いベニアの下地を入れてあるのでどこでもビスが打てる壁でした。
通常は柱を探しながらなので、棚受けの取付位置も確認する必要があります。
柱のない石膏ボードの壁の場合は、下記記事を参考に取り付けてみて下さい。
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