DIYでインパクトドライバーと共に使う事が多いのが「電動ドリルドライバー」です。
電動ドリルドライバーの特徴や購入する際のポイント、さらに一緒に使うと便利なアイテムをご紹介します。
電動ドリルドライバーとインパクトドライバーの違い
最初に、電動ドリルドライバーとインパクトドライバーの違いはご存知ですか?
2つの大きな違いは下記の通りです。
電動ドリルドライバー | 回転のみでドリルやビスを回す |
インパクトドライバー | 回転運動+衝撃を与えて、トルクのある回転でビスを強く締め付ける |
電動ドリルドライバーもインパクトドライバーも同じ用途として使えます。
大きく分けて、電動ドリルドライバーは『穴開け用』、インパクトドライバーは『ビス留め用』として使い分けます。
特に5mm以上の穴を開ける場合は、電動ドリルドライバーを使うようにしています。
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電動ドリルを購入する際のポイント
コンセント式orバッテリー式
電動ドリルドライバーを購入するとき、最初に電源が「コンセント式orバッテリー式」かを選びましょう。
コンセント式 | 室内向き。コンセントが必要なので使える場所が限られる。(比較的安価:5,000円) |
バッテリー式 | 室内、屋外もOK。場所を選ばず使える。(高価:8,000円〜10,000円) |
無段変速タイプ
電動ドライバードリルは「無段変速タイプ」が便利です。
電動ドリルドライバーは、トリガーと呼ばれるスイッチ部分を押しながら使用します。
無段変速タイプを使うとトリガーの押し具合でドリルのスピードをゆっくりにしたり、早く回転させたりできます。
つまり、無段変速タイプは「様子を見ながらドリルを回転させられるので、失敗が少ない」のです。
正逆転切り替えスイッチとはドリルを抜く際、回転を逆に切り替えて引き抜くためのスイッチです。(ほぼ標準機能)
10mmドリル径がオススメ
上記でも述べましたが、電動ドリルドライバーはDIY(木工)の穴開け作業のとき大活躍します。
その際、DIYでどのような穴開けをするかによって使用できるドリル径が変わってきます。
キーレスチャックと呼ばれる場所にドリル径が記載されています。
DIYであれば写真のように10mmのものを選ぶと良いでしょう。
キーレスチャックとは、ドリルの先端に付いている工具を固定する部分のことです。
電動ドリルの便利アイテム
ドリルストッパー
開けたい穴の深さは、ドリルストッパーで設定することができます。
開けたい穴の深さにドリルストッパーを調整します。
調整が終わったらドリルを材に垂直に当て、穴をあけます。
すると、ドリルストッパーが材に当たったところが希望通りの穴の深さになります。
ただし、ドリルストッパーはあくまで目安として使用した方がいいです。
ドリルとドリルストッパーには距離があるため、正確な深さに穴をあけることが難しいです。
ドリル自体にビニールテープを刃の希望する深さの所で巻いて使った方が失敗が少ないです。
ドリルガイド
ドリルで正確に垂直な穴を開けることはとても難しい技術です。
そのような場合、重宝するのがドリルガイドです。
ガイド対応径は、4mm、5mm、6mm、8mm、10mm、12mmです。
ドリルガイド本体を、穴を開けたい位置の中心に固定し、ドリル径にあった金属のガイドを入れます。
ガイドをクランプ2個留めにすると安定して穴を開けれます。
ドリルを差し込み、ゆっくり回して穴を開けましょう。(だから無段変速タイプが便利なのです!)
ほぞ穴の穴開けも曲がらず掘ることができるので便利です。
うまく穴を開けるコツは、ガイドに頼るのではなく「支えてもらう」感じです。
何度かやっていくうちにコツがつかめます。
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スポンジアタッチメント
DIY以外でも電動ドリルドライバーは大活躍します。
スポンジアタッチメントを使うと、車のボディ磨きもできます!(無段変速タイプ)
キーレスチャックにマジックテープがついたスポンジアタッチメントをつけます。
車磨きの場合、スポンジは「粗め・中目・鏡面磨き用」の3つを使用します。
あとは、コンパウンドをつけてウィーンと磨きます。
専用のダブルアクションに引けを取らない仕上がりになります。
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まとめ
電動ドリルドライバーは、アタッチメント次第でたくさんの使い方ができます。
車磨きでは、長時間の使用になるので、コンセント式の方が安定しています。
皆さんもぜひ電動ドリルドライバーを活用してDIYライフを楽しんでください!
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