ジグソーは丸ノコより手軽にカットできる便利な電動工具です。
薄い板や柔らかい木材の場合は手持ちで問題ないのですが、ちょっと硬い木材などではブレードが斜めになってしまい垂直にカット出来ない場合があります。(未熟さもありますが。。。)
そこで、ジグソーとテーブルを合体させて『ジグソーテーブル』を製作しました。
ブレードの曲がりを防止するブレードガイド付きです。
凝ったジグソーテーブルではなくてシンプルなテーブルですが、使ってみてから機能追加を検討する予定です。
DIYレシピ
ジグソーテーブルの材料
- シナベニア 9mm 450×600
- SPF2×2材 600mm程度
- SPF1×2材 600mm程度
- ベアリング 外径13mm 2個
- スチール金物 2種
- オニメナット M6×10mm 4個
- M6ボルト 15mm 4本
- M5ボルト 50mm 2本
- M4ボルト 15mm 2本
- その他、端材各種
ジグソーテーブルの道具
- スライド丸のこ 丸のこ
- インパクトドライバー
- 電動ドリルドライバー
- ジグソー・ディスクグラインダー
- ドリルガイド
- 木工用ボンド
ジグソーテーブル本体の製作
テーブル本体はシナベニア合板9mm厚をベースに使います。
今回は450mm×350mmの大きさのテーブルを製作します。
マルノコガイドを使って、サイズカットします。
シナベニア合板は、購入時に平坦な物を選別したいところです。
治具製作の時は特に平坦な部分を選んでカットします。
ジグソー固定枠の製作
カットしたテーブルベースで、作業位置を考えながらブレード位置を決めます。
今回は前後左右のほぼ中心位置に決めました。
位置が決まったら、ジグソーベース外形をテーブル裏面にケガいておきます。
ジグソーがトリマーテーブルに対して真っ直ぐになっているかをシッカリ確認。
ジグソーの固定位置が決まったので、9mm厚ベニアで3方向を固定します。
固定用の板は端材を活用し木工用ボンドで接着。ジグソーベース厚に近い板が良いです。
ブレード用穴加工
ブレード位置はブレード幅+2mm位、横幅は5mm前後で穴を開けます。
オービタル機能は使わない設定です。
メモ

電動ドリルドライバーとノミ、ヤスリなどでブレード穴を加工。
若干、センターズレましたが。。。
まぁ、問題ない範囲ですね。。
ジグソー固定用のM4穴を開けて、ビス固定法を考えていましたが穴がズレた為に断念。。(治具での位置ズレは致命的なので、潔く固定法を変更!)
テーブル本体の補強
テーブルの補強は、SPF2×2材、1×2材の端材活用で仕上げています。
補強材の位置は、クランプ留めなどの事を考慮して写真の位置に。
補強材の仕上げはベニア9mmで写真の様に塞ぎました。
注意ポイント

ジグソー固定用の加工
ビス固定を断念して、固定方法を検討しました。
金具を使ってジグソーベースを押さえ込む方法に決定。
結果的には、ジグソー脱着が楽な方法になりました。結果オーライ!!
ディスクグラインダーを使い、スチール金具の墨線でカット。
丸いままより直線にした方が押さえが効くかなと。
ジグソーベースを押さえる位置を検討して、ボルト位置を決めました。
スチール金具の穴径からM6ボルトで固定する事に。
固定用ボルト位置にオニメナットを埋め込みます。
下穴は8mmドリルで開けます。
ベストな下穴ドリル径は、8.7mm〜9.0mmなのですが、最適なドリル径が無いので8mmでトライします。
後は様子を見ながら。
ベニア合板では、キツイ下穴径は辛いですね。
ベキべき音を出しながら、無理やり押し込みました(汗)
無理して押し込んだので、オニメナット周辺を木工用ボンドで固めました。(気休めですが。。)
M6ボルトを締め込んで、固定完了。
キツめに締めなくても、シッカリ固定できました。
実際に動かして不具合を確認しましたが、問題無いようです。
次は、今回のジグソーテーブルDIYのプラス機能としたブレードガイド機構を製作して行きます。