LEDテープは、照明DIYの定番アイテムですね。間接照明やデスクライトなど使い方はアイデア次第で様々活用できます。
そこで、今回はDIY工房の作業用照明を製作します。2m近い作業台を全て照らして、更に昇降機能を付けて細かい作業にも対応出来るようにしようと思います。
また、LEDテープ接続時の注意点などもご紹介します!
DIYレシピ
LED作業灯の材料
- LEDテープ 5m 昼光色 調光機能付き
- 白木材 40×15 1820mm 1本
- 白木材 25×10 1820mm 2本
- ビス 30mm
- 天井取付金具 (ホームセンターとセリア100均)
- パラコード セリア100均
- 自在金具(コードスライダー) 2個
LED作業灯製作の道具
- 丸ノコ or スライド丸のこ
- 木工用ボンド
- サンドペーパー#240
- インパクトドライバー
- ブライワックス(ジャコビアン)
LEDテープを使って明るい作業スペースを作りたい
今までは、充電式LEDライト2個と60WのLED電球で作業していました。
昼間は問題ないのですが、夜は暗くて作業になりません。更に充電式では肝心な所でバッテリー切れに。。。
安定した照明は、作業に必須なので今回のLED照明製作となりました。
取り付け位置は、メイン作業台の天井梁です。
そこに金具を付けて、紐で吊るします。
LEDテープの説明
今回のLEDテープは、amazomで購入しました。
BANSON社製 5m 昼光色 調光タイプです。価格は購入時点で2180円とリーズナブル。
LEDテープの両面テープは厚手で強力タイプです。
このLEDテープは昼光色タイプです。光は自然な明るさです。
他には、電球色と黄色のタイプもあります。
コンパクトなACアダプター。
スイッチは、1回押して『入・切』。長押しで調光出来ます。
暗い中では、スイッチ部分がホノカに光るので直ぐにスイッチを見つける事が出来ます。
付属はコード付き接続パーツ、直線用接続パーツと配線押え類です。
取扱説明書は日本語記載もあります。安心ですね。
更に購入日から1年間保証付きです。
初期不良の確認
二度目の購入で信頼はしていますが、製造上の不具合は可能性があります。
そこで、開封後は点灯不具合や動作不具合が無いかを最初に確認します。
作業灯本体の製作
最初に、今回の照明本体を製作します。
作業台約2mの全てを照らす長さとして、照明本体は1m70cmの長さで製作します。
材料はホームセンターで曲がり反りが少ない白木材を購入しました。
白木材をコの字に組んで、溝にLEDテープを貼ります。
LEDの光は目に刺さる感じがしますよね。
白木材3本とも同じ1700mmなので、スライド丸ノコで一気にカット。
カットした40×15角材に木工用ボンドを付け、25×10角材を接着します。
接着後に片側4ヶ所をビスで固定します。
作業灯本体の塗装
照明本体はDIY工房の色味に合わせてブライワックスのジャコビアンで塗装します。
内側はLEDテープを貼るので塗りません。
LEDテープの接続
塗装が乾いたら、LEDテープを貼ります。
今回は2列にします。
電源ジャックなどの出量などを考えて長さを決めます。
LEDテープは、『ハサミマーク』があるラインでカットが可能です。
LEDテープをカットし並べて配置確認。
カットしたLEDの接続はケーブル接続を使います。
カバーを開けて、中の端子に確実に接触するようにテープを差し込みます。
接続する時は、
プラス→赤コード→プラス
マイナス→黒コード→マイナス
と接続します。
接続が完了したら、点灯テストで確認。
作業灯本体への貼付け
点灯テストが問題なければ、照明本体に貼り付けます。
端部のコード処理はこんな感じ。
AC側は大きい固定パーツで押えます。
天井への取付け
天井の固定金具はホームセンターで購入しました。
照明側は画像のタイプをセリアで購入。
紐が吊るせる物であれば何でも大丈夫です。
作業台の照らしたい位置に来るように金具を取付けます。
左右に前後ズレがあると、気持ち悪いので。
計測して左右同じ位置に取付けます。
天井の金具を取り付けたら、セリアで購入したキャンプ用パラコードを垂らします。
パラコードが降りてきた位置を元に、照明側の金具取付け位置を決めます。
ここで、照明を上下させ、任意の高さで止める金具として自在金具(コードスライダー)を使いました。
メモ
自在金具は、キャンプの設営でタープやテントを固定するペグとタープ・テントをつなぐパラコードの張りを調整する金具です。
水平器を置いて水平を確認しながら、余分なパラコードをカットします。
LED作業灯の完成
照明を上下させて、支障の無い位置に電源コード周りを固定します。
スイッチには両面テープが貼られているので、ドコでも貼り付けられます。
以前の明るさは、作業台の一部のみを照らしていました。
今度の照明では、作業台全面を照らしてくれます。
周りも明るくなりました。
全点灯すると、かなり明るいですね。
夜の作業も問題なしです。
製作を終えて
LEDテープを使った照明製作は、慣れてしまうと電気の知識が深くなくても製作可能です。
希望する灯りが販売されている照明機器で満足できない時はDIYと言う選択も出来ます。更に製作コストも安く、ランニングコストも安い。言うこと無しのDIYだと思います。