今やDIYerに大人気の黒板塗料。その黒板塗料を使って「メッセージボード」を作ろうと思います。
今回は黒ではなく、ターナーチョークボードペイントの「ネイビー」を使ってみました。
室内に飾ってもヨシ、ウェルカムボードとしてヨシ、お店のメニューとしもオシャレで良いと思います。
簡単な工程ですが、黒板塗料を塗る前の下処理や塗り方のポイントをぜひ参考にしてみてください。
DIYレシピ
メッセージボードの材料
- シナベニア合板:450×300mm…9mm厚
- ラワン材:120×910mm…15mm厚
- アガチス材:30×600mm…10mm厚
- 下地塗料
- ターナー チョークボードペイント(ネイビー)
- ブライワックス(ジャコビアン)
- コーススレッド:30mm…8本
メッセージボード製作の道具
- 塗装用ローラーセット
- 丸ノコ&平行ガイド
- サンドペーパー#240、#600
- 木工用ボンド
- インパクトドライバー
- 下穴用ドリル2.8mm
チョークボードペイントの塗装
チョークボードペイントを塗る前に、シナベニア合板に下地塗料(下塗り剤)を塗布します。
ポイント
下地塗料を塗ることで、チョークボードペイントの密着性向上と染み込みを抑えて仕上がりが良くなります。
下地塗料が乾燥したら、サンドメーパー#240で表面をならします。
今回使用するターナーのチョークボードペイントです。いい色ですね。
しっかりかき混ぜてムラを無くしてから使用しましょう。
塗装ローラーを使い、ムラなく塗っていきます。
2回の塗装が完了したら、しっかり乾燥させます。
(※撮影の関係で鮮やかなブルーになっていますが、実際の色はネイビーです。)
3度めの塗装前に、サンドペーパー#240で表面を整えます。
最後の仕上げ塗装(3回目)をします。
仕上げ塗装は、少し水を足して緩めの塗料で塗装します。
しっかり乾いたら、サンドペーパー#600で優しく表面を撫でて滑らかにします。
メッセージボードの脚と枠の加工
メッセージボードの脚と枠を、ラワン材とアガチス材で加工します。(SPF材やその他の材料を使用しても良いです。)
今回は、メッセージボードの脚をラワン材で作ります。
長さ500mm、幅120mmのラワン材を用意し、丸ノコと平行ガイドを使って半分にカットします。
メッセージボードの枠に使用するアガチス材(600mm)も半分にカットして使います。
アガチス材を半分にした場合、計算上300mmになりますが、丸ノコの刃厚分があるため画像では幅299mmと記載しています。
木材をカットする際には、刃厚分を計算に入れる事が大切です。
カットが完了したらサンドペーパー#240で整えます。
ブライワックス塗装
メッセージボードの枠と脚は、ブライワックスを使って塗装します。(こちらもお好みの塗料で大丈夫です。)
ラワン材は木目が深いので、ワックスをたっぷり付けないとムラや塗り残しが発生します。
ワックスはたっぷり取って塗りましょう。
塗装が完了したら、1時間ほど乾燥させます。
乾燥したら表面をタオルで磨いて光沢を出します。
メッセージボードの組み立て
メッセージボード本体と枠、脚を組み立てます。
まずは、メッセージボードの上下に枠(アガチス材)を木工用ボンドで接着し、クランプで固定します。
続いて脚は、メッセージボードの裏側(両端)に取り付けます。
枠と同様に木工用ボンドを塗布し、枠と脚を一緒にクランプでしっかり圧着し乾燥を待ちます。
ボンドが乾いたら、コーススレッドで脚と枠を一緒に固定します。
脚の方に2.8mmドリルで下穴を開けます。(深さ約25mm)
コーススレッド30mmを使い、片足4本ずつ8ヶ所を固定します。
デコレーション
ステンシルシートを使い、「message」と文字を入れました。
最後にオリジナルの焼印を施しました。
メッセージボードの完成
全ての工程が完了し、メッセージボードの完成です。
今回のDIYレシピ(材料)をメッセージボードに書いてみました。
インテリアとしてもいけますね。
書く内容もオシャレに書けると、雰囲気がイイですね。
製作を終えて
黒板ペイントを使ったDIYはとても人気があります。メッセージボードはインテリアとしてもいいアイテムですし、実用的でとても便利です。
簡単に製作できるので気軽にDIYしてみてください。
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