憧れの隠れ家。DIY工房も扉製作まで来ました!
DIY工房の印象を決定する扉なので、見た目の派手さを考えて『ヘリンボーン』に仕上げます。
手間は掛かりますが、ヤッパリカッコいい扉がいいですよね。
更に1枚扉ではなく、両開き扉です。木枠からヘリンボーンまで全て自作の製作記事です!
DIYレシピ
ヘリンボーン扉の材料
- SPF1×4 1820mm 16本
- SPF1×6 1400mm程度
- 8mmダボ 30mm 40個
- コーススレッド 28mm
- 蝶番 70mm 4個
- ヒノキ角材 9×30 1820 3本
- 丸棒貫抜・南京錠
ヘリンボーン扉の道具
- 電動ドリル・ドリルガイド
- インパクトドライバー
- スライド丸ノコ
- 丸ノコ・丸ノコガイド
- 墨壺
- メジャー・差し金
- 木工用ボンド
- 染めQ(黒)
ヘリンボーン扉の製作
扉の製作など、設置する場所のサイズが決まっている場合は特に設計図が必要です。
特に材料の割り出しや収まりでは図面でないと分からないことも多いです。
今回の図面は2Dフリーソフトの『JW-cad』です。
木枠の切り出し
図面から各部材の寸法通りにカット。
木枠に使う部材はSPF1×4材とSPF1×6材です。
木枠+ヘリンボーンの2枚重ねになると重量も重くなるので、木枠はなるべく軽くしたい所です。
一部にSPF1×6材を活用した理由は、ヘリンボーンを支える面を増やして強度を上げる為です。
木枠の縦材に横材(SPF1×6材)を繋げる位置を印していきます。
図面を確認しながら墨線。
木枠のダボ接合
SPF1×6材の上端ラインからダボ穴位置を割り出します。
ダボ穴あけは、8mmドリルとドリルガイドを使って行います。
ダボの長さは30mmなので15mmのダボ穴をあけますが、念の為16mmにストッパーを調整。
しっかりドリルガイドを固定して、正確に穴あけ。
木枠縦材のダボ穴にダボマーカー8mm用を差込みます。
SPF1×6材を墨線位置に合わせてダボマーカーを押し付けます。
金槌で軽く叩くと印が濃く出ます。
ダボマーカーを設置した部材とマーキングする部材は縦横の位置を正確に合わせます。
印が部材中心に付いているかを確認。
ズレている場合は中心位置出しを差し金で。
マーキングされた位置にダボ穴をあけます。
ダボ穴に木工用ボンドを入れて、ダボを差込み部材同士を繋ぎます。
木枠の上下に繋ぐSPF1×4材も同様に採寸して穴あけ。
木枠の組立
ダボを打った縦部材と横部材(SPF1×6)を組み上げて、上下のSPF1×4材を接合。
ヘリンボーン扉のベース木枠が完成です。
バークランプやロープでボンドが乾くまで固定。
段差などが出た場合はカンナや丸ノコで修正してヘリンボーンの準備を完璧に!!
ヘリンボーン製作
ヘリンボーン施工の初めに木枠に基準線を引きます。
全長の中心に基準線を引いて、その基準線から45度に板を配置していきます。
45度にカットした板を基準線に合わせて一枚目をスタート。
木工用ボンドで貼り付けてコーススレッド28mmで固定していきます。
同様に45度にカットした板を固定。
最後に木枠に沿って丸ノコで整えるので少し長めに。
細かい部分はカットした端材を有効活用して埋めていきます。
板目の流れに注意して。
全ての板の固定が完了しました。
木工用ボンドが乾燥したら余分な部分をカットします。
丸ノコガイドを使って真っ直ぐにカットして完成!
同じ工程で2枚目も製作します。
ヘリンボーンはとっても手間が掛かる施工方法なのでジックリ時間を掛けて製作する事をオススメします。
集中力がなくなると失敗の原因に。。