前回は、水栓の高さを変更し、ブロック積み用ベースまで完了しました。
今回はその上にブロックを積んでいきます!
ブロック積みは職人さんの作業を見ていると簡単に思えます。しかし、やってみると難しい作業です。
tsukuro-mottoは左官作業が得意ではありません。
しかし、不得手でもコツを掴めばなんとかなります。
奥様の外水道リメイクを実現するためにも頑張ります!
【外水道リメイク 出張tsukuroもっと】
外水道リメイク 作業開始
外水道リメイクの材料
- 軽量ブロック:基本と半ブロック
- セメント:20kg…1袋
- 左官砂:20kg…2袋
- 鉄筋 D10mm:900mm…9本
用意した道具
- チョーク
- 左官道具
- メジャー
- 水平器600mm、300mm
- グラインダー
寸法の再確認&打ち合わせ
作業を開始する前に、奥様と寸法の打ち合わせです。
横は80mmの間隔でOK!
目印をチョークで引きます。
よしよし。
さて、問題のブロックの高さ。。。





高さの問題はモルタル製で行く予定のカウンターシンクの厚み。
厚さ100mm、シンク深さ50mmの予定です。


外水道の仕上がり高さを、ブロック3段仕上がりの想定で作業を進めることにしました。
鉄筋の切断
鉄筋を700mmに切断します。
久しぶりの登場です、グラインダー。
火花が下に出るように切断しますが、保護眼鏡を忘れずに!

なんて、ぼ〜っとしてると怪我します!
鉄筋の切断完了!
1段目のブロック積み
ブロックを積む前にブロックを水風呂へ。
これでモルタルの水分を過度に吸収させないようにします。
モルタルはコネコネして棒状のモルタルを作り、コテに載せます。
ブロック積みのモルタルは、少々水分多めの「柔らか耳たぶ」くらい。
左官作業はモルタルの硬さ調整がかなりのポイントかなと思います。
一度修行してみたいですね。(左官職人さん、間違ってたら教えてください。)
ブロックの幅、長さに合わせてモルタルを敷きます。
なるべく厚さ10mm位になるように。
ブロックを乗せたら、基準となる家の基礎からの距離で位置を決めます。
次に水平器で水平確認。
さらに水平器を横にして傾きを確認。
調整は金づちでもいいですが、プラスチックハンマーなどがブロックを傷めないので良いです。
左官職人さんはコテの柄でトントンしてます。かっこいいですよね。
2個目以降はブロックの合わせ目にもモルタルを乗せます。
そして、そっと位置を確認しながらブロックを連結させていきます。
しかし、これがクセもの!
高い確率で合わせ目のモルタルが落ちます。。。(だって僕、左官職人ちゃうもん。←言い訳)
後で隙間にモルタルを埋めてく方が確実ですね。
同様にブロックを連結させていきます。ブロックの合わせにはモルタルを入れて鉄筋を刺します。
ブロック塀を積む場合は、ブロック基礎に鉄筋を刺してから積んでいきます。
本当はそれが正しいです。今回は最大3段なので後刺し!
今回はL型とコ型のブロック積みで構成しているので、長い木材に水平器を乗せてL型ブロックとコ型ブロックの高さを揃えます。
コ型の方は、隣り合ったブロック同士と反対側のブロック(両端)でも確認をします。
2段目のブロック積み
2段目のブロック積みは、棒状モルタルを下のブロックに乗せてから積んでいきます。
ブロックを乗せたら、はみ出たモルタルをコテでさらいます。
これがスムーズに出来ると結構かっこいい!
コテの横辺を使って、上下のブロックのズレを確認、修正します。
1段目と同じように水平器で高さを確認。
L型とコ型の高さが合ったら、積んだブロックの水平を確認。
後はこの作業手順を繰り返して2段目以降のブロック積みを行います。
2回目の出張tsukuroもっと終了
さぁ、2回目の目標「ブロック2段積み」が完了しました。


ブロック積みは熟練の技が必要だと思います。
電動工具でカバーする事ができない左官作業は、覚えて慣れるしかないですね。
しかし、確認をしっかり行ってダメならやり直す!
その覚悟があればなんとかなります。覚えると左官作業はとてもかっこいいですよ!
次回は3段目のブロックと、カウンターモルタル作業用の木枠製作です。軽量モルタル買わないとっ!
次回もお楽しみに!
おすすめグッズ
鉄筋切断からレンガカットや研磨まで。硬い物の切断にはグラインダー。
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