DIYも道具が揃ってくるとスライド丸ノコが便利で多用してしまいます。
しかし、スライド丸ノコは高価な道具ですので購入には勇気がいりますね。
簡単なカットや細かいカットだとスライド式丸ノコ台があればほとんどまかなえます。
そこで、今回は移動にも便利なコンパクトスライド式丸ノコ台を自作します。
DIYレシピ
スライド式丸ノコ台の材料
- ベニア合板 15mm厚 300×250
- シナベニア合板 9mm厚 300×250
- アルミ不均等アングル
- クランプレバーボルト
- ツメ付きTナット
- SPF端材(1×2材、2×2材)
- コーススレッド 25mm
スライド式丸ノコ台製作の道具
- 丸ノコ・丸ノコガイド
- グラインダー
- 木工用ボンド
- クランプ各種
- インパクトドライバー
- サンドペーパー#100
- 両面テープ
- ドリルガイド
- ドリル(12mm、8mm、ボアビット35mm)
スライド式丸ノコ台の材料
メイン部材はベース用がベニア合板15mmと表面を綺麗にする為のシナベニア合板9mmです。
シナベニアは3mm~5mmでも大丈夫です。
アルミレールは事前にグラインダーで300mmにカットしています。
レール台はSPF1×2材と2×2材の端材を活用しました。
丸ノコのモーター部が乗る側をSPF2×2材にして安定感を出しました。
今回はコンパクトな丸ノコ台なので部材の固定用治具を製作します。
クランプレバーと固定板で部材を固定する仕掛けです。
こんな感じでクランプレバーを配置して、固定板で部材を抑えます。
安全にカットする為の治具です。
丸ノコ台ベースの組立
最初にスライド式丸ノコ台のベースとなるベニア合板15mmとシナベニア9mmを木工用ボンドで貼り合わせます。
貼り合わせたら、クランプで圧着。
2時間ほど放置です。
レールベースの組立
レールベースの組立はSPF1×2材を先に固定します。
SPF1×2材側を基準とするので、ベースの端ラインに合わせて木工用ボンドで接着します。
しっかり乾燥したら、両面テープを貼ってレールを載せます。
レールも基準となるので、端面に合わせて仮止めします。
SPF2×2材とレールを置いて、丸ノコを載せSPF2×2材の固定位置を割り出します。
位置が確定したら木工用ボンドで接着。
しっかり乾燥したら、裏からコーススレッド25mmで2本づつ固定します。
注意ポイント
もう少し長いコーススレッドでも良いですが、レール固定時に当たらない様に注意です。
基準線の記入
レール台が固定出来た所で基準線をレールと平行になる様に線引きします。
直角や角度を割り出す際の基準線です。
今回は基準線を一本で行いましたが、マス目や45度、よく使う角度の基準線を書いても良いと思います。
凝った加工を考えるとトリマーで半円の穴を開けてスイングするレバーガイドを付けても便利ですね。
今回はスタンダードな製作として使っていく中でグレードアップも検討です。