SPF材を使ってシャビーなインテリアに合う組立式のローテーブルを製作しました。
最初に設定した大きさは高さ400mm、長さ800mm、奥行き400mmです。
後は製作しながらの都合で大きさを確定します。
ウマ形状の脚はフリーチェーンで高さを好みに微調整が可能です。
淡いターコイズのシャビーなローテーブルを作って見ませんか!
DIYレシピ
シャビーローテーブルの材料
- SPF1×6材 910mm 3枚
- SPF1×2材 910mm 3本
- 杉材 10×40 900mm
- 蝶番 380mm 2個
- フリーチェーン
- フックビス 4個
シャビーローテーブル製作の道具
- スライド丸ノコ、丸ノコ、丸ノコガイド
- 木工用ボンド
- バークランプ、クイッククランプ
- インパクトドライバー
- 皿取り錐ビット
- カンナ
- サンドペーパー#100
- ミルクペイント(スノーホワイト、インディアンターコイズ、アンティークメディウム)
- 塗装道具(刷毛、塗料カップ、ウエス)
ローテーブル天板の製作
リビングテーブルの天板はSPF1×6材 910mmを3枚と裏側の補強としてSPF1×2材、1×4端材を使って製作します。
購入時の部材選びは慎重に真っ直ぐな木材を選びましょう。
天板の上面に使うのは、木材の面が綺麗な方を選びます。
バッテンなどの印を付けて間違えない様に!
ローテーブル天板部材の接着
SPF1×6材は910mmの長さを800mmにカットします。
裏側に補強を入れるので天板はダボ接合を行わず、そのまま木工用ボンドで接着します。
天板の固定にはSPF1×2材で挟み込み、バークランプとクイックリリースクランプで締め付けます。
角材などで挟み込む事で天板の曲がりを抑え、平面の天板を作れます。
ローテーブル天板裏の補強
木工用ボンドが乾いたら、天板裏面に補強用のSPF1×2材を枠を組む様に固定します。
更に裏面中央にSPF1×4端材で中央部分の曲がりや反り防止を入れます。
ローテーブル天板の切り揃え
天板の接着が完了したら天板側面を揃える為に四方を丸ノコと丸ノコガイドでカットします。
今回は長辺方向は2mm程度、短辺は切り揃える感じでカットしました。
4辺の切り揃えが完了しました。
この工程は横から見た時に綺麗に見えるので出来ればやったほうが良いですね。
テーブル脚の製作
テーブル脚はSPF1×2材と杉材10mm厚 40mm幅を使います。
280mm×350mmのセットを2セット作り、蝶番で支えを繋いで2個作ります。
・SPF1×2材 350mm 6本
・SPF1×2材 240mm 2本
・杉材 10×40 280mm 2本
SPF1×2材を350mmに6本カットして、両端に70度の角度でカットします。
スライド丸ノコでは目盛20に合わせて効率的にカット出来ます。
スライド丸ノコも丸ノコも左方向にしか角度を調整出来ません。
平行四辺形にカットするときは、片方をカットしたら、部材を裏返してカットすると平行四辺形になります。
テーブル脚の組立
SPF1×2材を240mmにカットして平行四辺形にカットした脚材を接着します。
平らに接着する為にウマなどで平面を出した所で接着します。
SPF1×2材同士はコーススレッド45mm、杉材との固定には25mmを使いました。
細い部材の固定には皿取り錐ビットで下穴を開けてからコーススレッドを打ちます。
そうする事で木材の割れを防ぎ、綺麗にビス打ちが出来ます。
テーブル脚本体の組立が完了しました。
カンナで240mm部材を削り、70度に合わせます。
丁寧に70度で面一になる様に。
カンナでの処理が完了して70度の角度で揃いました。
ここで、サンドペーパー#100で全体を整えておきます。
テーブル脚支えの取り付け
テーブル脚本体と支えを蝶番で連結します。
脚上部の240mm部材中心に38mm蝶番を取り付け。
取り付けには蝶番付属ビスを使用しました。
支えと蝶番を連結。曲がって付かない様に慎重に。
テーブル脚の本体と支えにフックビスを取り付け、フリーチェーンを掛けれる様にします。
テーブル脚が完成しました。
フリーチェーンの止める位置を変える事でテーブルの高さを好みの高さに調整出来ます。
今回のリビングテーブルの製作ポイントは脚の製作を正確に行って天板を乗せた時にガタ付かない様にする事です。
各工程の組立では差し金やメジャーで寸法を確認しながら進めるとガタのない安定感があるテーブルに仕上げる事ができます。