釣り好きの知人から『ロッドスタンドを作って欲しい。』との依頼を受けますた。
『ロッドスタンドとな?』釣りをしないmottoには、イメージが湧きませんでしたが、ネットで調べると意外といい値段。
複雑な工程が必要ですが、木材を選ばなければ3,000円以内で出来そう。と言う事で製作しました。無線をやっている人はアンテナ立てとしても使っているとの事。
製作魂をくすぐる感じがしたので二つ返事で製作する事にしました。チョット長い製作記事になりますが、腕試しとしても良い素材です。
それでは、ロッドスタンドの作り方をご紹介します!
DIYレシピ
ロッドスタンドの材料
- 15mm×90mm材 910mm 4枚
- 30mm×120mm材 910mm 2枚
- コーススレッド 50mm
- 8mm丸棒
- コンテナ取っ手
ロッドスタンド製作の道具
- 丸のこ or スライドマルノコ
- 細切り機能付き丸のこガイド(自作)
- エルアングル(丸鋸ガイド)
- ドリルガイド、ボアビット
- インパクトドライバー
- センタードリルビット
- カンナ、ノミ
- サンドペーパー
- クランプ
- ブライワックス(ジャコビアン)
ロッドスタンドのサイズ計測
ロッドスタンドの竿をホールドするパーツのサイズを確認します。
30mmのボアビットで行けそうです。
竿支え?パーツのサイズを検討
釣り竿を置く位置を60mmスパン5本と80mmスパン5本に設定して見ました。
そこから長さを870mmと割り出しました。
リール付きもあるかなと思いました。
この時点でのサイズ感はネット画像からの想像です。若干の違いはあるかなと思います。
ロッドスタンドパーツを切り出す
釣り竿を支える上下のパーツと底板パーツの板を切出します。
15mm×90mmの板材から長さ870mmを4本切出しました。
ロッド支えパーツの採寸(本番)
採寸検討用板を元にロッド支えパーツの穴あけ位置を墨付けします。
ボアビット穴あけの前にポンチで印を打ちます。
ボアビットでロッド支えを加工する。
ドリルガイドにボアビット30mmを付けて穴をあけます。
穴あけ完了です。
ボアビットで連続20個の穴あけは結構ハードです。
穴をあけた板部材を半分にカットします。
丸ノコ刃厚も計算して、自作丸ノコガイドで半分に。
カット完了です。
ロッドスタンドのイメージが湧いてきました。
ロッド支え(下部パーツ)を製作する
ロッドスタンドの釣り竿を置く底板は、ナナメに角度が付いています。
最初理由が分かりませんでしたが、内側に釣り竿の重心をズラす事で倒れない様に計算されている様です。
適正な角度が分かりませんでしたが、板材を80°づつカンナで削り合わせる方法で製作します。
丸ノコでカットした方が楽でしたね。。
カンナでは、微調整を繰り返す必要が。。しかし、うまく隙間なく接合出来ました。
木工用ボンドで接着し補強材を組みます。