高さや位置関係を確認
ロッドスタンドの仕組みは理解しましたが、収まり方のバランスを見る必要があります。
そこで、作業馬を使って位置関係をシュミレーションします。

ロッドスタンド横板を製作
高さが割り出せたので、横板用の部材をカット。

横板の完成イメージはこんな感じです。
このデザインは好みで。

横板のデザインで45°にカットします。

カットした端材もこの後で使います。

横板の接合はダボで繋ぎます。
ある程度、力が掛かる部分でもあるのでシッカリ固定です。

8mmダボで接合するので、ダボ治具(2×4用)と8mmドリルでダボ穴加工。

横板の厚さが2×4材(38mm)より薄い30mmなので、治具の向きに注意しました。

ズレが無い事を確認して接合。

最終的な段差やズレを抑えながら、バークランプで締め付け。

45°にカットした端材は、デザインとして接着。

木工用ボンドが乾燥したら、カンナとサンドペーパーで整形。

横板が完成です。
もう1セット製作します。

竿を下から押さえる板はこちら。

ロッドスタンド細部の加工
ロッドスタンド部材を横板への固定する為の加工をします。
横板に10mmの片欠き加工で溝を製作します。

丸ノコと丸ノコガイドで片欠き加工完了。
ノミで綺麗に溝を整形します。

ココで再度、仮組みして位置の確認。
上部竿支え部材の取付け高さを決めます。

上部の固定位置が決まったので、同様に片欠き加工します。

片欠き完了。

上部の竿支え部材はチョット幅を詰めて使う事にしました。
寝かせた方が安定しますね。

片欠き加工した溝を埋める部材も製作。

ロッドスタンドを組み上げる
竿支えの板を支える部材は端材などで製作して接着。
下から支える様にしました。

各パーツが完成したので組んでいきます。

更にココで位置の再確認。

上部竿支えも問題なかったので、接着しクランプ留め。

ビス留め前に8mmドリルで10mm掘ります。
ビスは50mmを使いました。

ビス頭を工作材丸棒8mmで埋めます。

片欠き加工の溝は端材を活用して埋めます。

ビス隠し丸棒は「あさりなしノコギリ」でカットしてサンドペーパーで整形。

塗装はブライワックス(ジャコビアン)で仕上げました。
無骨な感じに仕上げます。

無骨なコンテナ取っ手を付ける
無骨なロッドスタンドに合う取っ手として、ゴツいコンテナ取っ手をチョイスしました。

いい感じですね。

ロッドスタンドの完成
初めてのチャレンジのロッドスタンドが完成しました。
こうして眺めるとカッコいいですね。

製作を終えて
今回の製作で釣り人が釣りにハマる気持ちを少し感じた気がします。釣りはしていませんが、竿の機能美はわかりました。
その竿を機能的に美しく飾るのがロッドスタンド。所有し、眺めるだけでも至福の時間だなと思います。
オススメグッズ
大きな穴あけに便利なドリルビット
手軽に真っ直ぐな穴をあけれるドリルガイド

