「セメント」と聞くと、左官工事や大工さんが扱う材料というイメージが強いですよね。
とても男性色が強くハードルの高いセメントですが、な…なんと!ダイソーではこのセメントが販売されているのです!
…ということは、つまりですよ。100均DIYの神様が私に「これを使って女性でも楽しめるセメントDIYを考えなさい」という指令なのかと思いましてね(´ω`)
そんなわけで、この100均セメントを使って可愛い多肉ポットを作りました!
お家にある材料で作れるので、セメント初心者さんに最適なDIYです♪
DIYレシピ
セメントポットの材料
- 紙パック
- セメント500g一袋(ダイソー)
- 水
- 使い捨てコップ(小)
- サラダ油少々
- スタンプ(セリア)
セメントポット製作の道具
- ハサミ&カッター
- テープ
- 大きめの容器
- スプーン
- いらない箸(ストローの方がいいかも)
- ビニール手袋
- 石
- ペンチ
- サンドペーパー#100
インスタントセメントについて
今回使用するのはダイソー産の「防水セメント」です。
本来セメントは砂を混ぜたりして使うようですが、このインスタントタイプは水だけで簡単に使用できる便利なセメントです。(工具売り場にありましたよ。)
下準備
まずはパックを適当な大きさに切ります。
大体10cmくらいの高さにカットしてみました。
排水用の穴を開けます。
パックの底に十文字に切り込みを入れます。
その切り込みへ箸をズボッと挿し、穴を作ります。
コップも同様に切り込みを入れ箸を挿し、穴を作ります。
箸をパックに挿しかえ、底からほんの少し出るようにします。
後々セメントが穴から出ないように、底と箸をテープで留めます。
最後に、箸とセメントがくっつかないようにするため、サラダ油を薄く箸に塗っておきます。
これでパックの準備ができました。
セメントの準備
セメントを扱うので、まずは外やベランダに移動します。
細かい粉が飛ぶので、外で作業するようにしましょう。
セメントは一袋500gの内、400gを今回使います。
400gのセメントだと、水は90〜100ccの割合で良いと思いますが、分量を覚えるより「質感」を見極めたほうが簡単です。
要はこれくらい↓
粉っぽさがなく、少し流動的な感じ。
スプーンの背で叩くと「タプタプタプ(安西先生的な音)」みたいな感じになればOKです。
セメントの入れ込み
パックにセメントを1cmくらいの高さになるよう入れ込みます。
パックを静かにトンっと地面に落し、セメントの表面を滑らかにします。
次にコップを挿し込みます。
そしてコップの周りにセメントを入れ込んでいきます。
入れ込む範囲が狭いので、隅から入れると作業がしやすいです。
途中何回かトンっと地面に落として、均一にセメントが回るよう整えましょう。
ある程度セメントを入れ込むとコップが浮いてくるので、石を入れて沈み込ませます。
全て入れ込んだら、パックの側面をキレイにします。
パックの端切れや平らな道具(定規)などを使って、側面に付いたセメントを下へ落します。
この作業で仕上がりの出来が変わります!
全ての作業が終了しました。
このまま日陰で24時間乾燥させます。
セリアにあるこのガーデン用シート、めちゃ便利です!
周りを汚すことなく作業できます。
水で洗えて、小さく折りたためるのもポイントです。
セメントの取り出し
24時間しっかり固めたら…
紙パックをはがします。
内側のコップはペンチを使って取り除きます。
箸はペンチで挟んで、静かにクルクル回しながら抜いていきます。
穴も開いてますね。(中心になってなかった…(T_T)まぁ、いいか…。)
表面を滑らかにするため、サンドペーパー#100でとヤスリがけを行います。
最後にワンポイントとして、セリアのスタンプをON!
セメントポットの完成
多肉ちゃんを植えてセメントポットの完成です!
お疲れ様でした♪
紙パックを紙コップに変えると、こんな仲間たちも出来ますよ☆(ガタついてるのはご愛嬌♪)
製作を終えて
100均セメントを使って簡単にできる多肉ポットをご紹介しました。
意外とセメントの量を使うので、ホームセンターのインスタントセメントを買った方がいろいろ作業できると思います。(1.3kgで198円とかでお財布に優しいですからね(^^))
あと、私は「箸」を使いましたが、どうしても抜けない場合が出てきます。(5個作ったうち、2本外れませんでした…。)
それを考えると箸より「ストロー」の方が確実に抜けるかなと思います。(サボテンを植えるレベルであれば、穴なしでもOKだと思います。)
かなりクールに仕上がるので、スタンプなどを利用して可愛く仕上げてみてください♪
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