塩ビパイプの組み立て
塩ビパイプ全ての加工が完了しました。
塩ビパイプの接着はタフダイン(青)を使います。
タフダインは速乾性なので、ジョイントに差し込んでからの微調整は素早く行います。
塩ビパイプはプラスチック成型のため、寸法通りに行かない事があります。
今回は微調整のため、「片側の給水栓ソケットを固定しない」という方法で対処しました。
塩ビパイプの塗装
まずは、下地処理としてミッチャクロンを吹き付けます。
そしてミッチャクロンが乾燥したら、つや消し黒のスプレーで塗装。
1時間乾燥させて向きを変えて吹き残しが無いようにしっかり塗装します。
乾燥後、メタリック感を出すためにシルバーのスプレーを軽く吹き付けます。
ちょっと荒い吹き付けになりましたが、この後サビ処理をするので大丈夫です。
1時間乾燥させて、塩ビパイプの基本塗装の完了です。
サビ表現塗装
サビ表現処理を行います。水性塗料のブラウンとコーヒブラウンに、チョークの粉を混ぜてザラ付き感を表現します。
メモ
サビ表現が簡単に出来る塗料もありますが、今回はある物をフル活用です!
最初に暗い色から始めます。
コーヒーブラウンとチョークの粉を混ぜます。
少量ハケに取りテッシュ等で拭き取り、半渇きの状態で擦り付けます。
次に、ブラウンも同様に同じ処理を行います。
塩ビパーツの角に乗るようにして、サビ感と陰影をつけます。
サビ処理が完了しました。
さらに1時間乾燥させて塗装の完了です。
今回は、つや消し黒の塗装からスタートしましたが、アイアンペイントを活用する方法もあります。
壁への取り付け
コーススレッド30mmを使って壁に取り付けます。
最初に1点目を決めて、垂直方向を確認。
もう一本は水平器を使いながら高さを調整して固定します。
塩ビパイプシェルフの完成
完成しました。今回は工具置きにしてみました。
棚板に「TOOLS」のステンシルを施しました。
製作を終えて
フランジの加工は大変でしたが、十字型のフランジはなかなかカッコ良く仕上がりました。
このような加工は、業者さんなどに依頼すると基本は応じてもらえません。
DIYでは労力=お金ではなく、「労力=達成感・満足感」があるからこそこだわれると思います。
そこがDIYの醍醐味ですね!
反省点として、鉄サビ感はまだキレイ過ぎたかな…と思います。次回はもっとサビサビにできるよう挑戦したいと思います。
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