棚板の接合部分の切り込み
真ん中の脚は棚板を挟み込む感じにするので、切込みを入れます。
今回の製作では、上部の棚板の後脚部分を深く切り込みます。(強度的な問題もあるので、参考寸法という事で。)
丸ノコでの切込みが完了。
丸ノコだと奥までキレイに切れないので、最後はノコギリでカットします。
奥はノミで両面から切込みを入れて、金づちでバンッと叩けば落ちます。
という事で、全ての部材加工が完了しました。
結構作業量が多いですが、ココまででも感動。。。
サンドペーパー#100で全体を整えます。
黒板ペイントとブライワックスで塗装
今回は脚を黒板ペイントで塗装し、棚板はアンティーク調のブライワックスを使います。
シッカリとつや消し黒にしたかったので、黒板ペイントを使います。(黒板にはしませんよ〜。)
まずは下塗り1回目。
乾燥したらサンドペーパー#240で表面を整えます。
その後、たっぷり塗装して2回目完了。
ブライワックスはウエスで塗り付けるだけの簡単塗装。
気温が20度を超えると液体化するブライワックスは夏向きかも。
塗装が完了したので、日陰でシッカリと乾燥を待ちます。
夏の強い日差しで乾燥させると曲がりの原因になるので、日陰で。
ラダー本棚の組み立て
さぁ、ドキドキの組み立て作業です。
実際に設置する場所で確認しながら組み立てます。
少量の木工用ボンドを付けて。
真ん中の前脚、後脚の順番で組み立てます。
当て木を使いながら慎重に打ち込みます。
無理があるようなら分解してノミで調整します。
無理は禁物です!
少しずつ慎重にコンコンと軽く叩きながら。
真ん中の脚が組み付け完了しました。ここで直角と水平を確認。
次に両足を組み付けます。
さぁ出来ました。特に問題もなく一安心。
900mmクランプで木工用ボンドが乾くまで固定。
本は重量があるので、コーススレッドで固定します。前脚は32mm、後脚は45mmを使います。
差し金で穴を開ける位置や寸法を確認しながら、皿取り錐で下穴を開けてコーススレッドで固定。
最後の仕上げはステンシル!
最後にステンシルで男前感を演出します。
自作のステンシルシートです。
エアーブラシならこの位の養生でも大丈夫。今回は白で。
ラダー本棚の完成!
さぁ、完成しました!
どうですか〜、男前感たっぷりのかっこいいラダー本棚が出来ました!
んと、オシャレな本はありませんね…。
こんな時は、洋書なんかがイイんでしょうね。。。
製作を終えて
人気のラダーと棚の組み合わせで、カッコイイ本棚が作りたいな?と構想3週間。
イメージ以上の作品になったかなと思います。
我ながらホレボレしてしまう格好良さ。
しかし問題が一つあるのです。カッコイイ絵になる本がない。。。課題ですね。
製作の時は収納する本のサイズを見ながら全体の大きさを決めて下さい。
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ツーバイ材を使った無骨な男前ラダーシェルフの作り方/図面あり
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