使い方や使う場面でテーブルを複数揃えるのは大変。
今の時代はミニマリストまでもいかなくても物は少なくスッキリ暮らすのがトレンドかなと思います。
そこで、リビングでもキャンプでも使えるハイとローで使えるテーブルを製作しました。脚と天板も分解できるので使わない時は収納も可能です。
DIYレシピ
ハイ・ローテーブル製作の材料
- シナベニア合板 5.5mm厚、400×600以上 1枚
- 杉板 15mm厚、幅88mm 910mm 6枚程度
- 角材 15mm厚、幅45mm 910mm 8本程度
- 角材 10mm角程度 400mm 2本(ストッパー材)
- 8mm丸棒 300mm程度
- M8ボルト 40mm 2本
- M8蝶ナット 2個
ハイ・ローテーブル製作の道具
- コンベックス、スコヤ各種・センターファインダー
- 丸ノコ・丸ノコガイド
- スライド丸のこ(丸ノコ可)
- カンナ
- サンドペーパー #100、#400もしくは#600程度
- 重しとなる木材等
- クランプ各種
- インパクトドライバー
- 下穴ドリル・8mmドリル
- 木ビス25mm
- ノミ・金槌
- ノコギリ・アサリなしノコギリ・自作ノコギリ治具
- ドリルガイド
- ワトコオイル(ダークウォルナット)
ハイ・ローテーブル部材の解説
天板に使用した杉板は柔らかい木材ですが、軽く木目もキレイなので天板にするととても雰囲気が良いですね。
天板用の板ではなく、建築資材用を使う事でコストも抑えられます。
脚用の角材も建築資材の下地材を使う事でコストダウン。
天板ベースの製作
今回のテーブルは天板サイズを400mm×600mm、Hi高さ400mmほど、Low時150mm前後に設定しました。
持ち運びにも楽で、リビングPC用としてもキャンプ用としても十分な大きさだと思います。
天板のベースとなるシナベニア合板5.5mm厚を400×600に。
450mm×910mmシナベニア合板から丸ノコと丸ノコガイドを使ってカットします。
天板用杉板部材の製作
天板用の杉板は長さ190mmをメインに残りの端材から半分程度と1/4程度の長さを切出します。
建築用資材は幅も均一ではないので、予備分も切りました。
- 190mm 12枚
- 1/2 6枚
- 1/4 4枚
実際に並べてイメージを掴みます。
行ごとにグループ分け。
すると幅の違いが。。。
組み合わせを変えて、なるべく行の幅を揃えます。
ある程度幅を揃えた後で、行ごとクランプで固定しカンナで幅を揃えます。
更に木裏・木表の反りを誤魔化す?為に角を面取りしました。
天板ベースに杉板を貼る
杉板をシナベニアに貼る前にガイド線を引きます。
ガイド線を引くのは1行目と2行目のセンターラインです。
ガイド線に合わせて、木工用ボンドで接着して行きます。
2行目まで張り終えたら、3〜4行目は1、2行目に合わせて並べます。
全て貼り終えたら、重しを乗せて一晩乾かします。
杉板天板のサイズカットと仕上げ
完全に木工用ボンドが乾いたら、シナベニアベース板からはみ出た部分をカットします。
天板の周囲も面取りして角を取ります。
表面の荒れもサンドペーパーである程度処理。
多少の粗さは残して「味」にします。
天板枠の製作と組付け
天板枠は脚部材と同じ角材にしました。
600mmと400mmを短い面として、両端45度にカット。
枠を合わせてみて微調整します。
微調整は現物合わせ必要です。
枠材も面取りして、1辺づつ接着します。
今回はビス頭を見せない処理をします。
最初に8mmドリルで10mm程度の穴をあけて、下穴ドリルそしてビスで固定します。
8mm丸棒から15mm程度のダボを量産!
ボンドを付けて、ビス穴に打ち込みます。
ボンドが乾くまで放置。