DIYにおいて、木材選びの見極めはとても重要です。
ホームセンターの場合、気軽に買える分ほとんど自分で木材を見極めなければなりません。
今回は、木材の反りや曲がりを簡単に見極める方法と、合わせて購入後の処理の方法もご紹介します。
木材選びのポイントを押さえて、良い材料を選べるようになりましょう。
理想は、このようなフシも曲がりも少ないきれいな木材です。
木材選びのポイント
ポイント[1] 節(フシ)が少ない木材を選ぶ
節(フシ)の部分はとても硬く、ノミやドリル、ノコギリでの加工が難しい部分です。
そして長く使っていると、節の部分から曲がってくることもあります。
節はできれば少ない方が望ましいです。
しかし、全く節がないツーバイ材のみを買う事は至難の技です。
作る作品によっては、節と節の間をうまく使う事で対処することも検討する必要があります。
ポイント[2] 曲がりの少ない木材を選ぶ
長い木材を使う場合は、曲がっているツーバイ材では正確な寸法合わせができません。
曲がりの強い場所で切断して使う場合は問題ありません。
長いまま使用する場合は曲がりが少ない木材を選びましょう。
曲がりのない木材を選ぶポイントは、木材の角を上に向け、斜め下に下ろして角を見たときに真っ直ぐかどうかを目視で確認します。
ポイント[3] 反りがない木材を選ぶ
曲がりと同様に、反りを見極めることも重要なポイントです。
テーブルの天板として使う場合は、特に曲がりよりも反りを注意して確認する必要があります。
(曲がりは力技で修正が可能だからです。)
こちらも目視で確認しましょう。
※切り端のズレは問題なし
ポイント[4] 幅の広い木材の反りチェック方法
幅の広い木材の反りは、目視だけでチェックすることは難しいです。
そんな時に活躍するのが、メジャーです。
ホームセンターで木材を購入する時、差し金などを持ち込むのは気が引けますが、メジャーなら大丈夫です。
反りのチェックは、メジャーテープの横を定規として使います。
メジャーテープを横にして当てると、反りがハッキリと分かります。
購入後の処理
切り端を揃える
実は、ほとんどのツーバイ材は切り端が揃っていません。
寸法も約910mmや約1820mmというように、大体の長さであり正確な長さではありません。
規格寸法より長い場合は丸ノコで直角面を作り、寸法の取り直しをする必要があります。
丸のこガイドと丸ノコもしくはスライド丸のこを使って直角出ししてから寸法を取る癖を付けましょう。
まとめ
DIYの場合、木材を修正するための道具(テーブルソーや自動カンナなど材木屋さんが持っているような機械)を揃える事は難しいです。
ホームセンターでの木材選定をしっかり行って、少しでも良い木材を選ぶ事が重要です。
木材選びのポイントを確認しながら、良い木材を購入しましょう!
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