『3時限目』SPF材のデメリット
メリットだらけのSPF材ですが、少しだけデメリットもあります。
反りや歪みが激しい
安価で加工しやすいSPF材ですが、「反りや歪みが発生しやすい」という点があります。
長さが長くなればなるほど、歪みも大きくなります。


対処法としては、「購入時に比較的反りや歪みが少ないものを選ぶ」事が一番大切です。
全く反りや歪みがないものを購入することは難しいですが、少ない反りや歪みは組み立てる際、ビスで強制的に修正することができます。
歪んでいる部分を避けて使う、長いものを使用するのではなく短いものを連結させて使うなどの方法もありますが、一番良いのは「購入時にしっかり見極める!」これが一番大切です。
木材の見極め方法は下記記事でご紹介していますので、ご一読下さい。
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DIYにおいて、木材選びの見極めはとても重要です。 ホームセンターの場合、気軽に買える分ほとんど自分 ...
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水に弱い
SPF材は「水に弱い」という性質があります。
しかし、耐水性や防腐剤対応の塗料を使用することで、屋外でも使用するこができます。
デメリットはありますが、対処法もありますので上手く対応していきましょう。
『4時限目』ホームセンターで買える=○○が使える
SPF材はホームセンターで購入できるため、ある恩恵を受けることができます。それは…
カットサービスが利用できる!
という点です。SPF材に限ったことではありませんが、カットサービスを利用することで効率よくDIYを楽しむことができます。
DIY初心者の頃はノコギリの使い方もまだまだ上手くないので、こうゆうサービスを利用できると気持ちも楽になりますよね。
ホームセンターのカットサービスは、お店で購入した木材限定です。店内の注意書きを必ずチェックしましょう。
『5時限目』SPF材を使用して製作した作品のご紹介
では、SPF材を使用するとどうゆう作品が作れるのでしょうか?
小物・雑貨・インテリア
ドリップスタンド、スリッパラック、ウォールディスプレイなどを製作できます。

家具・その他
家具では大物のラダーシェルフやバーカウンター、棚やガーデニンググッズも製作できます。


SPF材は本当に様々な作品を作ることができる「万能木材」ということがお解りいただけたと思います。
DIYレシピ:ツーバイ材記事一覧
ホームルーム
本日はDIYの代表木材「SPF材」について学びました。
木工DIYは木材を多く使用するため、低コストで製作できるSPF材は世界中で愛用されています。
木肌も良いため、作品の仕上がりも良くなります。
初めて木工DIYに挑戦する方は、まずは短いサイズのものを組み立ててできる小物製作をしてみてはいかがでしょうか?
そして、SPF材の使用感などを体感してから家具製作などに移ると良いでしょう。
その際、余った端材は捨てずにサンプルとして取っておくと、次回の作品構想に活かすことができます。カットサービスも上手く利用して、効率の良いDIYを楽しんで下さい。
次回のカレッジは、そんな「木材カットサービス」について学びます。
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