前回製作したスライド式丸ノコガイド。
コツを掴めばそのままでも良いのですが、小物製作時に大活躍しそうなので更に使いやすい様にバージョンUPしました。
不具合もあったので変更および改良編として紹介します!
本体製作記事はこちら ↓
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コンパクトなスライド式丸ノコガイド台の作り方をご紹介!
DIYも道具が揃ってくるとスライド丸ノコが便利で多用してしまいます。 しかし、スライド丸ノコは高価な ...
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DIYレシピ
スライド式丸ノコガイド改良版の材料
- クランプレバーボルト 8mm
- 爪付きTナット 8mm
- アルミLアングル 前回製作の残り 長さ18mm
- 10mm角材 長さ20mm程度
スライド式丸ノコガイド改良版の道具
- 金鋸
- 電動ドリル
- ドリル刃 8mm(木工用・金属用) 10mm(木工用)
- 金属用棒ヤスリ
丸ノコガイドの改良
前回製作からチョクチョク活躍してる丸ノコガイド。
でも、ちょっと使いずらい。
最初に発生したのが、安全カバーが引っ掛かってガクンっ!ってなる時があります。
ショックを受けた時に丸ノコがレールから浮いてしまい、部材に余計な傷が着いてしまいす。
コレはイカーン!
と言う事で、丸ノコの安全カバーがスムーズに上がる様に当て材を設置しました。
スライド式丸ノコの安全カバーの動きを見ながら位置と高さを割り出し。
10mm角の角材を重ねて切り出し前にスムーズに安全カバーが動く様にしました。
コレで切り出し直前のショックが改善されました!
部材ガイドへの変更
次は部材押さえの改良です。
当初は、9mm厚ベニア板とクランプレバーボルトで押さえつけて部材を固定する計画でした。
しかし、うまく固定出来ず大惨事の予感。。。
この固定方法は不安定だなと確信!
クランプレバーボルト8mm2個と爪付きTナットを分解。
1個を今回使います。
部材抑えガイドは、前回スライド式丸ノコのレール部分の余りを活用。
アルミLアングルを18mmの長さでカット。
片方の端に8mmの穴を電動ドリル+ドリル刃8mmで穴あけし、全体のバリを金属用棒ヤスリで整えます。
<爪付きTナット8mm固定穴手順>
①最初に裏面から10mmドリルでナットの高さまで穴あけ。
②その穴の中心から表面まで8mmで穴あけをします。
③裏からTナットを入れて金槌でTナットの爪を打ち込み固定。
スライド式丸ノコガイドの改良完了
部材ガイドの取り付け位置は下の写真を参考に。
今度は直角から角度を付けたカットまで可能になりました。
スライド式丸ノコガイドの使い方
切りたい角度に部材ガイドを回して、クランプレバーを締め付けて固定。
よく使う角度はライン入れておいても良いですね!
(今回はコンパクトサイズなので加工できる角度と部材幅の制限があります。)
スライド式丸ノコの良い所は、刃幅の溝があるので寸法位置が決めやすい事です。
切りたい寸法の印と丸ノコ刃幅溝の外側に合わせると希望の寸法でカット出来ます。
片欠き加工も簡単に出来ますね。切削深さは試し切りをしながら調整します。
改良を終えて
大工道具のDIYは使っていく内にドンドンバージョンUPしていきます。
今回は不具合の改良と改善がメインでしたが、細かい部材の固定治具も今後は必要かなと思います。
コンパクトなスライド式丸ノコガイドですが、小さい部材のカットほどガイドが市販されていないケースが多いかなと思います。そんな時はアイデアと工夫で機能UPですね!
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