大工道具をDIYすると言うと、大規模なものや凝ったものが多いですが、作業の中で一番重宝するのは意外と『ウマ』だったりします。
今回はそのあると便利な『ウマ』を簡単に作る方法をご紹介します。
大工道具としてはもちろん、ステンシルを施せばインテリアにも変身する仔馬バージョンを作ります。
DIYレシピ
ウマ製作の材料
- 2×4材:300mm…2本(今回は端材を使います)
- 2×2材:160mm…2本
- コーススレッド:50mm…4本
- 油性ニス:ガードラック(マホガニー)
ウマ製作の道具
- 丸ノコ&丸ノコ定規
- インパクトドライバー
- 差し金
- カンナ
- サンドペーパー#240
- 金づち
- ノミ
- ステンシルセット(ステンシルシート、マスキングテープ、エアーブラシ、水性黒)
ウマの脚の切り出し
SPF2×2材からウマの脚を切り出します。
160mmをそれぞれ半分に切って、80mmを4本切り出します。
さらに、SPF2×2材をクランプで固定してカンナで2辺の角を落とします。
サンドペーパー#240で全体を整えて、ウマの脚が完成です。
ウマの胴体の切り出し
次に胴体の加工です。SPF2×4材は今回端材を使ったので、まずは300mmに切り揃えます。
両端から50mm、幅38mmの脚が入る部分に溝を掘ります。
丸ノコで深さ10mmの溝を何本も掘ります。
切り込みが完了したら、金づちで叩いて取り除きます。
金づちで切り込みを倒すように叩き取ります。(別の木工DIYの画像ですが参考にしてください。)
金づちで叩き取ったら、ノミで溝を整えます。
胴体部分もサンドペーパー#240で整え、ウマ全体の切り出しが完了しました。
ウマの塗装
ウマは外で使う予定なので、着色油性ニスガードラック(マホガニー)で塗装します。
約2時間乾燥させます。
ステンシル
ただのウマよりカッコいいウマにするために、ステンシルを施します。
ステンシルする文字はズバリ『Wood-horse』です!
エアーブラシでステンシルを施します。裏面には『T-M STUDIO』と入れました。(tsukuro-motto studioの略)
ウマの完成
ステンシルが完了したら、コーススレッド50mmで脚を下から固定します。
カッコいいウマ『Wood-horse』の完成です!
木材を乗せてノコギリ作業をしやすくしたり、部材の仮置場にしたりといろいろ重宝します。
さらに、たまに飾り棚のオブジェになったり。
トイレに彩りを与えたりと、大活躍のウマ(木馬)です。
製作を終えて
作業工程自体はとても簡単ですが、このウマはDIY時、一番活躍しています。
ちょっとした大工道具ですが、今やなくてはならない重要なアイテムです。
愛着がわいてくるフォルムが仔馬みたいですよね。簡単なDIYなので是非作ってみましょう。
-
DIYで大活躍する組立式作業台の作り方をご紹介!(図面付き)
【図面PDFダウンロード可能】DIYを楽しむ上で必須アイテムなのが「DIY作業台」です。 tsuku ...
続きを見る