2段目デッキ枠の補強
2段目の枠を補強していきます。
デッキ正面は浮いた感じに仕上げるため、束柱の奥側に配置します。
さらに、そのままでは弱いので補強材を入れていきます。
デッキ枠正面は束柱位置が250mm下がった位置になるので、デッキ枠と根太の間に補強用根太を5ヶ所入れます。
大引の取り付け
根太の組付けがある程度仕上がってきたので、今度は大引(SPF 2×6材)を入れ、束柱の縦方向を固定していきます。
大引の先端は、1段目の根太に当てて固定していきます。
そして、大引先端と1段目根太を固定します。
2段目デッキ枠の隅切り
2段目デッキ枠のコーナーは角を取るため、隅切り加工をしていきます。
この画像を見ると、まるで角を取ることを忘れていたかのような…。
いやいや、忘れていた訳ではありませんよ。予定通りです。
端材で隅切りラインを決めて墨線を引きます。
今回は電動工具が使いにくい微妙な角度なので、ノコギリで慎重に切っていきます。
デッキ枠と根太の3本をカットします。
切断面にSPF 2×8材を加工せず、そのまま取り付けます。
隅切り面のカットも、慎重にノコギリでカットしていきます。
1段目デッキ枠の補強
1段目デッキ枠の内側150mmのところに、根太を組付けます。
その根太と奥の根太の間に束石(沓石)を入れておきます。
今回は束石の高さと根太位置を考えて、写真のような固定方法にしました。

さらに、デッキ枠と根太をつなぐ補強用根太を組付けます。
これで1段目も強度が上がります。
1段目デッキ床の切り出し
1段目のデッキを数枚切り出して様子を見ることにしました。
仮置きで1段目のデッキ床を入れて見ます。
切断面は必ず塗装しましょう。
次回の製作に向けて
このサイズのウッドデッキ製作は4日間ですね。
浮いたように見えるウッドデッキと言う難しいテーマですが、創意工夫を思い巡らすのは楽しい時間ですね。
今回でウッドデッキの構造部分が完成したので、次回で完成です。
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