中古で買ったDIY・山用パジェロのトランク中敷きがヨレヨレ。。安い現状渡し中古車買うとある現象です。
個別で買うと結構しますし。そこまでお金出すかなぁと。
そんな時は、ホームセンターで板を買って作った方が安上がりの場合もあります。更に純正中敷き板は薄くて強度はありません。
この際、何を載せてもビクともしない中敷きに変更するのも。そこで、トランク中敷きリメイクをご紹介します!
DIYレシピ
トランク中敷きボードの材料
- OSB合板 9mm厚 600mm×45mm 2枚
- 1mm厚ゴムシート
トランク中敷きボードリメイクの道具
- ジグソー
- 差し金・メジャー・マジック
- クランプ各種
- サンドペーパー#100
- 撥水系水性クリア塗料
- ゴム用接着剤
- インパクトドライバー
- 下穴ドリル
標準中敷き板は強度低い。原因は雨漏り?だけど。
トランクルームは、通常2段になっていて下に工具などを収納できる様になっています。
でも、強度が低い薄い板が使われています。コストと軽量化を考えると仕方ないですね。
しかし、パジェロミニなどのオフロード系やガテン系のボードについては強いものを使って欲しいなぁと思いますね。
今回の原因は雨漏りなどの水系トラブルだと思います。
このタイプの板は一度濡れると、即アウト。。
中敷きリメイク材料選定
ベストの板厚は4~5mmかなと思います。
今回は野営キャンプの道具や山整備の道具(草刈り機・チェーンソー)を積む予定です。
そこで、板厚オーバーですが9mm厚のOSB合板をチョイスしました。
中敷き板の型取り
今回は幸いにも型取りできる状態なので、中敷き板を型にして製作します。
元の中敷きがない場合
標準の中敷き板がない場合は、トランクの形を新聞紙やダンボールで型取りします。
後は現物合わせで微調整ですね。
内張りは一部使うだけの予定なので、バリッと剥がします。
標準の中敷きは1枚仕様ですが、左右別々に開けれた方が便利です。
そこで、2枚仕様とします。
元の中敷きをOSB合板の中心に置きます。

ギリギリまで載せるスペースを確保です。
クランプで中敷きが動かない様に固定。
ヨレている所は直に押さえて、マジックで型を取ります。
型取りが完了です。
簡単な形状で良かった〜。
中敷き板の切り出し
中敷きの切り出しはジグソーの出番です。
ジグソーは曲線があるカットでは独壇場ですね。以前にも制作依頼で中敷きを作りました。
その時もジグソーでカットし、現物合わせの微調整もジグソーでした。
R部分カットは、数回に分けて徐々に寄せていきます。
カットした中敷き板を実際に合わせてみます。
今回は単純な形状ですし、多少ラフな精度でも大丈夫でした。
仮置も大丈夫だったので。全ての角をサンドペーパー#100で整えます。
雨漏り対策 撥水塗装
今回のヨレが雨漏りと推測出来るので、防水対策が必須です。
そこで、OSB合板の木目を活かした撥水塗料のクリアをチョイスしました。
シッカリと撥水して欲しいので2回塗りにしました。
1回目の塗装後にシッカリと乾燥させ、表面をサンドペーパー#100で整えます。

中敷き板の静音対策
普通の道でも段差でバンバン音が出そうなので、防音対策です。
1mm厚のゴムシートを短冊状にカット。
更に10mmの長さにカット。
長さや幅は実際のトランク形状を見て判断して下さい。
要は安定して音が出なければOK!
この中敷きにはロック用のパーツがついています。これは移植して使います。
同じ位置に取り付けるので、元の寸法から位置出しします。
奥側の中敷き枠を採寸し、ゴムシート貼り付け位置を割り出します。
ゴムの接着はゴムが溶けないタイプの接着剤を使います。
ボンドG17だと、ゴムがシワシワに。。。
バランスを見ながらゴムシートの貼り付け完了!
標準固定部品の移植
標準の固定部品はネジの様な物で固定されています。
ドライバーで回せない形状だったので、ドリルで揉んで破壊します。(笑)
取り出すと、固定部品の裏に突起が付いていました。
そこで、突起用の穴をあける必要があります。突起部にマジックをタップリと塗ります。
新しい中敷き板の固定位置に押し付け、マジック跡を付けます。
これで穴位置を写せました。
後は突起と同じサイズの穴を開けます。
固定ネジを取り付ける前に、下穴を開けます。
今回は皿ビス10mmがあったので有効活用。
ボタンビス10mmがベストでしたが。
取り付け完了です。もう一つも同様に製作。
内張りの一部使用
内張りはヨレ感がすごいので、リアシートとの境部分のみ使います。(落下防止の為)
必要部分をカットして完了。
トランク中敷き板リメイクの完成
すべての製作が完了したのでセットします。
内張りを設置して完成!
半分だけ開けられるので、取り出した物を横に一時置き出来ます。
突然の木質感。
オフロード車なのでアリかな。
製作を終えて
今回の製作は特に難しい部分も無く、淡々と製作出来るリメイクです。でも、車の使い方によっては標準中敷きに問題が無くてもリメイクして強度UPもアリですね。
実際の使用感は、スコップやツルハシ置いてもビクともしない強さです!
オススメグッズ
曲線カットはジグソーで決まり!
木目を活かして撥水加工ができる!