ペーパーホルダー固定用の穴加工
SPF1×6材にホルダー固定用の穴を開けます。
カットした残りの塩ビパイプを使い、SPF材の角から縦横40mmの位置に墨付けをします。

インパクトドライバーに5mmドリルを取り付けて、ジグソーのブレードが入る穴を開けます。

ジグソーに曲線用の細いブレードを付けて、円形にカットします。

大まかなカットができたら、塩ビパイプを通しながらジグソーで調整します。
少しキツめに入るぐらいがベストです。

ホルダー固定部分の穴加工が完了しました。
仮組みして確認しましょう。

カウンター棚板の加工
SPF材をそのまま使うと味気ないので、角を1ヶ所だけ隅切りします。

丸ノコと丸ノコガイドで角を30mmにカットしましょう。

ペーパー押さえの製作
アルミ丸棒でトイレットペーパーの押さえを製作します。
棚板とアルミ棒を固定する部分を30mm取ります。

縦の長さは120mm取ります。

押さえの部分は、ペーパーの幅115mm+5mmの余裕を持たせて120mm取ります。
結果、「固定する部分30mm×2 + 縦120mm × 2 + 押さえ120mm」 が全体の長さになるため、合計420mmを切り出します。

アルミ棒は金ノコを使ってカットします。

モンキーレンチを使ってアルミ棒を曲げていきます。
上手く曲げるポイントは、曲げる点から2mmほど離れたところにモンキーレンチの支点を取ることです。
そうすることで希望通りの場所で曲げることができます。
曲げるポイントを意識しながら曲げていきましょう。

押さえ部分も同様に曲げていきます。
直角や歪みはこの段階で修正しましょう。

装飾棒の加工
さらに余ったアルミ棒を使って、棚板用の装飾を作りたいと思います。
アルミ棒を280mmに切り出し、「30mm + 220mm + 30mm」のコの字型に曲げます。

直角度や歪みを修正して完了です。
カウンター棚板の加工と塗装
装飾棒を固定する穴を開けます。
棚板の横20mm、縦15mmの位置に左右均等になるように穴を開けます。

インパクトドライバーに5mmドリルを付けて、深さ15mmの穴を開けましょう。

棚板はブライワックスのジャコビアンで塗装します。

塗装をするとこんな感じです。
木目がキレイに出て良い雰囲気ですね。

ホルダーの塗装
男前や塩系、インダストリアル風の演出に欠かせない色は「つや消し黒」です。
このつや消し黒で、塩ビパイプ、アルミ棒、棚受けを塗装します。
塗装の前にアルミ棒と棚受けを中性洗剤で洗い、油分を除去しましょう。

最初に、塗料の密着性を高めるため下地として「ミッチャクロン」を塗装します。

下地塗装が完了したら、つや消し黒のスプレーを塗装します。
最初は薄く、3回に分けて裏返しながら吹き付けていきます。

塗装が完了しました。
天日でしっかりと乾燥させましょう。

トイレットペーパーホルダーの組み立て
ホルダー部分を棚板に通して角度を調整した後、ホルダーと棚板を瞬間接着剤で固定します。

さらに、エンドキャップをタフダインで接着します。

押さえの固定は、配線固定用の「ステップル」を使って固定します。

押さえの固定位置は、実際にトイレットペーパーを取り付けて位置を確認しながら仮組みして固定しましょう。

棚受けは付属のビスで固定していきます。

棚受けをビス固定する際、ドライバービットの長いタイプを使用すると作業がし易いです。
トイレットペーパーホルダーの完成
装飾用のアルミ棒を取り付けて完成しました。
アレンジで汚し加工を施しても良いですね。


壁への取り付けが完了しました。
壁紙との相性もバッチリですね。

製作を終えて
トイレットペーパーホルダーDIYは、焦げ茶とつや消し黒の組み合わせが無骨さを演出して、とても良い仕上がりになります。
材料費も驚くほど安く手軽にできます。
作業時間も半日強くらいで行えるので、ぜひ次の休日にトイレットペーパーホルダーDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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