ダイニングテーブルと言うと、長さが1600mmくらいのものが一般的な大きさですが、たくさんの友人と語らうにはちょっと小さいですよね。
そこで、ミーティングも出来る1800×900mmの大きなカフェ風ダイニングテーブルをDIYします。
使う材料はSPF1×10材を4枚と、反り防止のSPF1×6材、SPF1×4材そして鉄脚です。
SPFで1820mmの材料だと反りや曲がりも大きく修正は大変ですが、天板の材料としては安価に購入できるので頑張りましょう!
DIYレシピ
1800テーブルの材料
- SPF1×10材:1820mm…4枚
- SPF1×6材:910mm…2枚
- SPF1×4材:910mm…5枚
- 木ダボ6mm
- 鉄脚4本
- コーススレッド:32mm
1800テーブル製作の道具
- 丸ノコ&丸ノコガイド
- インパクトドライバー&ドリルアタッチメント
- ダボマーカー6mm
- メジャー
- 差し金
- サンドペーパー#100、#240
- 木工用ボンド
- クランプ各種
- カンナ
- 塗料1:ワトコオイル(ダークウォルナット)
- 塗料2:ブライワックス(ジャコビアン)
- 塗装セット(刷毛、塗装カップ、ウエス)
それでは、SPFと鉄足で作るダイニングテーブル製作レシピを始めます!
テーブル天板部材の切り出し
今回のテーブル天板用SPF材は「木工ランド」にて購入しました。
フシも少なめで、ホームセンターのものより表面の状態も断然良いです。
DIYスタジオから近いと言う事もあり、トラックもお借りしました。
いつもありがとうございます。感謝です。
SPF材をテーブル天板として使う場合、まずはじめに両端のR加工を取り除きます。
残しても良いですが、一枚板のようにしたい場合はR部分をカットします。
1820mmの長さをカバーする丸ノコガイドがない場合は、テーブル天板用部材の一番真っ直ぐな部材を選んで丸ノコのガイドにしましょう。
R加工部分(約2mm)をカットしたいので、丸ノコの刃から「ベース端の長さ+2mm=92mm」に合わせました。
丸ノコの種類によって長さが違いますので、実測して決めて下さい。
テーブルの天板に使用する部材(SPF1×10材)は1枚幅230mmです。4枚合わせで920mm。
テーブル幅900mmの大きさに組むので3枚はR加工部分のカットのみにして、残り1枚で幅調整をしたいと思います。
天板のダボ接合
テーブル天板の接合はダボを4ヶ所埋めて固定します。
テーブル天板でのタボ接合は、接合の強度を高めるよりも板同士の反りや曲がり矯正の意味合いが大きいかなと思います。
1800mmの長さだとダボを6ヶ所くらいは欲しいところですが、ダボマーカーが4個セットなので、後で天板を平面にするため処理を行います。
ダボ穴の位置は、板の両端から150mmと700mmの4ヶ所にしました。
(ダボマーカーが6つあれば、理想は両端100mmと200mm間隔が良いと思います。)
SPFワンバイの板厚が19mmなので、半分の8.5mmに印を入れます。
ダボ穴を開ける際は通常電動ドリルを使います。
今回は20ヶ所程度と多くないのでインパクトドライバーに取り付け可能なアタッチメントに6mmドリルを付けて行います。
アタッチメントは様々なサイズのドリルが取り付け可能なので、数の少ない穴あけをする時はとても便利です。
ドリルが真っ直ぐ入るように注意しながら穴あけを行います。
ダボ穴にダボマーカーをセットして、反対側の板に押し付けます。
板が反っているとダボマーカーの位置もズレます。
その際は、板の反りを押さえて再度マーキングをします。
(ダボ穴の間隔だけをマーカーで確認して、板厚の半分を差し金で決めても良いです。)
ダボ接合する前に、板の順番を間違えないようにマスキングテープなどで順番を記入しておきます。
穴の位置を修正し穴をあけたら、ダボ穴に木工用ボンドを入れてダボを差し込みます。
ダボを入れ終わったら、反対側のダボ穴位置にズレが無いか再度確認しましょう。
反対側のダボ穴と板の接合面に木工用ボンドを塗って板を合わせます。
板を接着したら、900mmクイックレバークランプで3ヶ所締め付けます。
さらに、板の両端接合部をクランプで押さえます。
両端の板のズレは修正が難しいので必ず固定しましょう。
テーブル天板の製作では天板の接合の精度がキモです。
この工程を正確に行い曲がりや反りの無い綺麗な平面の天板を製作しましょう。