トイレをDIYする際、「既成のトイレットペーパーホルダーを変えたいな…」と思ったことはありませんか?
デザイン性の良い商品も販売されていますが、値段は高価で躊躇してしまう方も多いと思います。
そこはやはりDIY!トイレットペーパーホルダーは手軽にDIYすることができます。
今回は、塩ビパイプを使ったシングルタイプのトイレットペーパーホルダーの作り方をご紹介します。
塩ビパイプは安価で、色を塗るだけでトイレが一気に男前や塩系、インダストリアルの世界に早変わりしますよ。
DIYレシピ
トイレットペーパーホルダーの材料

- 塩ビパイプ(16mm径):200mm…1本
 - 塩ビパイプ(16mm径):エンドキャップ…2個
 - 塩ビパイプ(16mm径):給排水エルボ…1個
 - 塩ビパイプ(16mm径):ソケットバルブ…1個
 - SPF1×6材:250mm
 - アルミ丸棒(直径5mm):900mm
 - ステンレス棚受け:150mm…2個
 - ステップル:4個
 
トイレットペーパーホルダー製作の道具
- 丸ノコ&丸ノコガイド
 - ジグソー
 - インパクトドライバー&5mmドリル
 - 差し金
 - カッター
 - パイプカッター
 - 金ノコ
 - サンドペーパー#100
 - モンキーレンチ
 - タフダイン
 - 瞬間接着剤
 - ミッチャクロン
 - つや消し黒スプレー
 - ブライワックス(ジャコビアン)
 
それでは、塩ビパイプ活用のトイレットペーパー製作レシピを始めます!
塩ビパイプの下処理
今回使用する塩ビパイプはこちらです。全て16mm径です。

塩ビパイプは成形時にできる「パーティングライン」と呼ばれる出っ張り(繋ぎ目)があります。
パーティングラインを残したままだとプラスチック感が出てしまうので、カッターの刃を立ててある程度削り取ります。

同時に、塩ビパイプの角なども気になるところは処理しましょう。
塩ビパイプの切り出し
ペーパーホルダーは、パイプとエンドキャップ、給排水エルボで構成します。

ペーパーを使用する際、回転によって横ズレが発生してしまうため、エンドキャップと給排水エルボの間にペーパーを収めて安定させます。
給排水エルボ内に入る塩ビパイプの長さを考慮しながら、塩ビパイプの長さを決めていきます。

まずは、塩ビパイプを160mmの長さでカットします。

塩ビパイプは、パイプカッターを使用すると簡単にカットできます。(金ノコでもOKです。)

パイプカッターでカットすると、必ずバリが出ます。
バリはサンドペーパー#100で処理しましょう。

ホルダー部分を借り組みして、ペーパーの収まり具合を確認します。

このトイレットペーパーホルダーは、ホルダー部分が棚板を介して固定されるデザインです。

そのため、一度ソケットバルブにパイプをはめ込んで、塩ビパイプが棚板から何mm出ていればバランス良くエンドキャップを取り付けられるか確認します。
今回は、棚板から塩ビパイプが18mm程度出ていると良いので、ソケットバルブにはめ込んだ長さも含めて、全体を55mmの長さにカットします。

塩ビパイプの組み立て
塩ビパイプ専用の接着剤「タフダイン」を使用して、ホルダー部分を組み立てていきます。
ダフダインは速乾タイプなので、接着後の調整は素早く行いましょう。

接着する部分にたっぷりとタフダインを塗ります。

ホルダー部分の組み立ては、ペーパーを通して固定する長さを調整しましょう。

ソケットバルブも同様にタフダインを塗って入れ込みます。

ソケットバルブと棚板を通す塩ビパイプも同様に接着します。

エンドキャップは塗装後に接着させるため、まだ固定させません。