キャンプ用木製ポールを製作しようと思いましたが。
木製丸棒の小口(丸い面)に穴を開けるのは至難の業ですね。
そこで、確実に固定できる丸棒固定治具を製作しました。
使う機会は少ないですが、あるととても便利な治具です!
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DIYレシピ
丸棒固定治具の材料
- 30mm角材 910mm
- 35mmビス
丸棒固定治具製作の道具
- スコヤ各種
- のこぎり
- ノコギリガイド((マグネットタイプ)
- 厚刃カッター
- インパクトドライバー
- 皿取錐
- クランプ
- 木工用ボンド
- サンドペーパー
丸棒固定治具材料の解説
使う丸棒のサイズにも寄りますが、太さ20mm前後をカバーする固定治具を想定しました。
強度とサイズ感で30角の角材(白木材)をチョイスしました。
丸棒の小口穴あけは難しい!
丸棒だけを固定してドリルガイドを使うと。
全く安定しないので真っ直ぐ穴を開けるのは至難の業。
安定して固定できる治具が必要です。
丸棒固定治具のパーツ切り出し
最初に60mm、45°のパーツを切り出します。
丸鋸やスライド丸鋸を使わない場合はマグネット式ノコガイドとゼットソー7寸目ノコギリがオススメです。
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細かいカットに便利な7寸目ノコ刃
サイズ感を確認して、直角三角形を切り出します。
丸棒を置いてみて、イメージを確認。
同様にノコガイドとノコギリでカット。
2種類のパーツを合わせると、初心者マークみたいな形が出来ます。
柱部分の長さを割り出します。
切り出したパーツの高さが65mmなので合わせました。
同じ角材から65mmを2つ切り出します。
合わせるとM字になります。
コレが強度と安定感が出る形かなと思います。
同じ形を2セット用意します。
Mパーツを接着
M字パーツを接着して行きます。
真っ直ぐな端材をクランプで固定して定規にします。
M字下の3点が当たる様に接着します。
木工用ボンドは接着面に平らに塗布。
圧着します。
Mパーツの整形
木工用ボンドが固まったら、面が平らになる様に整形。
M字上面の高さを合わせる為にカットします。
丸棒固定治具の接合
30mm角材から長さ30mmを2個切り出し接合部材に。
スコヤで直角に。
ボンドが固まったら、皿取り錐で下穴をあけてビス止めします。
一つあるととても便利3×8皿取錐!
下側も斜め部もビス止めします。
全体をサンドペーパーで整えます。
丸棒固定治具の完成
バランス的にもいい感じの治具が出来ました。
丸棒小口に穴をあける
作業台横などに丸棒と治具をクランプで固定します。
ドリルガイドを使うと正確に安定的に穴をあける事が出来ます!
丸棒横に穴をあける
丸棒の横に穴をあける時に、高さが合わない場合。
同じ厚さの板材を並べると高さ調整出来ます。
すると切れに穴を開ける事が出来ます。
動物です。
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まとめ
丸棒を加工する場面は少ないかも知れませんが、無いと正確に穴あけが出来ません。
材料代300円程度で使いやすい固定台になるので、加工練習としても最適です!
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