DIYを続けていると、様々なサイズの端材が増えてきますね。
捨てるに捨てれないし、有効活用したくても『何を作れば。。。』
今回はそんな端材を使って作る『TRASH BOX(トラッシュボックス)』いわゆるゴミ箱です。
端材の状況確認から、どのサイズで作るか。どう活用するか。などをご紹介します。
DIYレシピ
トラッシュボックスの材料
- SPF端材
- シナベニア端材
- コーススレッド 30mm
- 波釘
トラッシュボックスの道具
- 丸ノコ・丸ノコガイド
- スライド丸ノコ
- 差し金、メジャー
- カンナ
- #240サンドペーパー
- インパクトドライバー
- 皿取り錐
- 木工用ボンド
- クランプ各種
- ワトコオイル(ダークウォルナット)
- 水性塗料 (アイアンブラック)
- ステンシルセット
端材からサイズを検討する。
様々なサイズのSPF1バイ材とベニア合板。
捨てるにはモッタイナイと捨てずに取っておくと保管場所にも困ります。
今回は増えた端材を使ってトラッシュボックス(ゴミ箱)を作ります。
1バイ材を並べてみると1100mmの長さに。
横幅250mmが4枚取れます。
ゴミ箱の高さは一番短いサイズから350mmにします。
SPF1×6材はそのままでは使いづらいので、1×4材の横幅89mにカットします。
丸ノコの出幅調整は、ロックを外した丸ノコを丸ノコガイドとカットする部材を重ねて押し当てると簡単に丸ノコの刃の出幅を決めれます。
端材のカットが終わり、振り分けると250mm幅が取れる4セットが出来ました。
トラッシュボックス側面板の製作
カットした端材の角をカンナで面取りします。
全ての端材(部材)をトラッシュボックスの高さ350mmにカットします。
高さ350mmの4セットが出来ました。
4セットともなるべく同じデザインになる様に部材の並びを揃えます。
木工用ボンドで接合していきます。
4セットとも接合が完了です。
木工用ボンドが乾燥するのを待ちます。
使っていく中で端材は離れない様に波釘で固定します。
波釘は左右、真ん中をまんべんなく打ちます。
偏ると修正が大変です。
木工用ボンドと波釘で固定が終わった側面板を250mmサイズにカットしていきます。
丸ノコガイドで正確に250mmをカットします。
カットが終わったら、カット面の角をカンナで面取りします。
トラッシュボックスの組み立て
側面板の組み立ては木工用ボンドとコーススレッド30mmを使って組み立てます。
差し金を使って、直角、垂直を確認します。
ビス位置は全て合わせると綺麗に見えます。
コーススレッドの固定には皿取り錐(さらとりきり)を使って下穴を開けて割れ防止を。
側面板の組み立てが完了しました。
底板は端材SPF1×10材を使います。
SPF1×10材が無い場合は側面板と同様に板を製作します。
底板は実測230mm角のサイズでカットします。
底板も皿取り錐で下穴を開けてコーススレッド30mmで固定します。
トラッシュボックスのディテールアップ
このままで完成でも良いのですが、せっかく製作するので『男前感』を演出します。
端材保管庫に端材シナベニア4mm厚がちょうど良い幅であったので活用します。
側面板幅+4mmの長さ8枚をカットしてトラッシュボックスの上下に木工用ボンドで貼り付けます。
固定にはクランプを。
更に木箱感の演出として斜めにシナベニアを4枚貼り付けます。
全てのディテールアップが完了して木工用ボンドが乾燥したら、#240サンドペーパーを全体に掛けます。
トラッシュボックスの組み立てが完了しました。
男前な木箱感出てますね。
SPFとシナベニア合板の端材も活用次第でいい感じの作品に生まれ変わりますね。
トラッシュボックスの塗装
今回は室内で使うトラッシュボックス(ゴミ箱)の設定なので、ワトコオイルで塗装します。
アクセントはアイアンブラックです。
塗装は内側と底から。おもて面は最後に。
ワトコオイルは2回塗りです。
2回目はスチールウールで研磨しながら仕上げます。
ワトコオイル塗装で残した1本をアイアンブラックでアクセントにします。
塗装が完成しました。
全ての塗装が乾くまで放置。
ステンシル施工
仕上げにステンシルを行います。
『TRASH BOX』そのままです。はい。
エアブラシがあると様々な色でステンシルが可能です。
トラッシュボックス完成
ステンシルスタンプも使って仕上げました。
端材のみを使った作品とは思えない感じに仕上がりました。
coolな感じで白黒撮影。いい感じ。
製作を終えて
DIYの端材処理は結構、深刻な問題ですよね。私もこのままでは保管場所がパンクする!と危機感。
端材の活用には木箱系が一番いいと思います。
今回の製作でもカナリ消化出来ました。
更にかっこいいトラッシュボックスとなれば有効活用としては最適でした。
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