DIYやキャンプなどでゴミ処理する時にゴミ袋だけだと風で飛んだり大変です。
そこで、野外でのゴミ問題を解決する『ダストスタンド』を製作します!
キャンプで使うことも考えて折りたたみが出来て、薄く軽くなる設計にしてみました。
ゴミ袋は2つ取り付けられて分別も可能です。
DIYレシピ
ダストスタンドの材料
- 白木 30×15 600mm 2本
- 白木 25×10 600mm 2本
- トラスネジ M5 40mm
- ナイロンナット M5
- コーススレッド スリム25mm
ダストスタンド製作の道具
- 丸ノコ・丸ノコガイド
- メジャー・差し金
- ドリルガイド
- インパクトドライバー
- 木工用ボンド
- ノミ・のこぎり
- サンドペーパー
- ブライワックス(ラスティックパイン)
今回使う部材は白木材30×15 600mmを縦フレームに25×10 600mmを横板にしました。
完成品としての軽さと丈夫さのバランスでのセレクトです。
フレームの墨付け
墨付けのポイントとして、2つのフレームをX字に組み合わせて折りたたむので部材同士が干渉しない様に欠きを作る事です。
欠きの種類は片側のみ欠く部材と両面欠く2種類です。
欠きの深さは横板部材を全て埋め込む方法も考えましたが、強度確保も考えて5mmのみ埋め込む事にしました。
縦フレーム下部も片側と両面の2種類です。
縦フレーム下はゴミ袋の大きさにより開き角度が変わるので、アール形状にしてしています。
縦フレームの墨付け全体は写真を参考に。
縦フレームの製作
欠き加工は自作の丸ノコガイドと丸ノコで加工します。
丸ノコの刃の調整は、25mm端材を使いました。
加工部材厚さ30mm ー 25mm端材 = 加工深さ5mm
です。
墨線ラインの加工は厳密に。
それ以外の部分は結構大雑把でも大丈夫。
墨線ラインの加工が出来たら、横板部材で仕上がり寸法の確認をして調整をしましょう。
欠き加工のアップ写真を撮ってみました。
刃の深さを固定しているので、サクサクカット。
縦フレームの欠き加工が完了しました。
細かく刃を入れておくと、その後の処理も楽になります。
ある程度、指で除去して、ノミで表面を仕上げます。
欠き加工が完了です。
フレームを繋ぐ、ビス穴を加工します。ドリルガイドを使って、真っ直ぐに穴あけします。
細材の中心に穴あけ加工をする場合は、ガイドピンを下に付けて部材を挟むと中心にドリルが当たります。
ドリルガイドが浮かない様にしっかりと抑えて穴を開けます。
(カメラのシャッター押してるので、片手ですが。。)
ビスを入れてみて動きを確認。大丈夫そうですね!
縦フレーム下部のアール加工はのこぎりで大まかにカットしてサンドペーパーで滑らかに処理します。
今回の製作では縦フレームの加工が一番のキモです。
墨線を間違えなければ、チャンと折りたためるフレームになります。