OSB合板は、板目の雰囲気がとても良く人気の部材です。
DIY工房として小屋を作った際に構造材&内装材にたくさん使いました。
その際の端材を使って木箱を作りました。
ただし、端材は細切りされたものばかりなので、木工用ボンドでつなぎ合わせて板状にして使います。
『捨てればゴミ、使えば資源』ですね。
そんなこんなで、端材を捨てれない性格の私。
貯まる端材を収納する『端材収納用OSB木箱』を製作します!
DIYレシピ
OSB端材収納木箱の材料
- OSB合板端材 12mm厚
- シナベニア合板 6mm厚
- キャスター 4個
- 100均プレート
- 100均アンティークピン
- コーススレッド 30mm
OSB端材収納木箱製の道具
- トリマーテーブル(自作)
- 丸のこ・丸のこガイド
- コーナークランプ
- インパクトドライバー
- 皿取錐ビット
- センタードリルビット
- 木工用ボンド
最初に端材を必要なサイズになるように製材加工して、木箱を製作していきます。
端材再生部材の活用
今までの端材収納は、プラスチックのケースです。
山盛りの中から端材を毎回探していましたが、出来ればひと目で分かる様にしたいなと思います。
そこで、小屋づくりで大量に出たOSB端材12mm厚を活用する事にしました。
細切りされた端材を木工用ボンドでつなぎ合わせ、板状にして製材し直します。
端材から必要な材料サイズを作り出せるようになると。
更に端材を捨てれなくなりますが。。。DIYerは、資源を大切にするのです。
今回の木箱の大きさは奥行374mm×幅280mm×高さ130mmです。350mm×130mmを2枚と280mm×130mm2枚をOSB合板から切り出します。
箱部材に底板用の溝を彫る木
木箱の板に底板をはめ込む溝を彫ります。
使用するのは、以前製作したトリマーテーブルです。
丸のこやトリマー単体でも溝を彫れますが、トリマーテーブルがあると一気に加工が完了しますよ!
下面から5mmの所に6mm幅、深さ5mmの溝を加工。
6mm幅にした理由はシナベニア合板の6mm厚端材の有効活用です!
ということで。一気に加工完了!
OSB木箱の組み立て
木箱の組み立ては、木工用ボンドを塗布後にコーナークランプで固定。
コーナークランプがあると簡単に直角が出せます。
木箱を作る機会が多いと大活躍します。必須アイテムですね!
固定は下穴を皿取錐で開けて、コーススレッド30mm3本つづで固定していきます。
底板の組み立て
側面の板1枚を残して底板の幅を測定。
1mm余裕を持たせて265mm幅でカットしていきます。
(写真は写真撮り用なので、メジャーと寸法はズレがあります!!)
底板も端材なので、1枚ではなくて3枚を切り出して溝に入れていきます。
端材のフル活用です!
底板3枚を入れ終えて、最後の側板を固定。
木箱の形に組み上がりました。
きっちり作る場合は全て購入した木材から切り出しますが、今回の目的の1つが『端材のフル活用!』なので継ぎ足し、継ぎ足しの製作法です。
キャスターの取り付け
今回製作する端材収納箱はキャスターを付けて移動が簡単に出来るようにします。
キャスター取り付けと底板補強の為にOSB合板12mm端材を更に活用。
最近、お気に入りのアイテムがセンタードリルビットです。
ビス穴に当てて、押しながら下穴をあけると中心に下穴が開けられます!
後はガンガン、ビスを打って固定していきます。
木箱の中に、細い端材収納用に仕切りを設置。
こちらもOSB合板の端材です。
サンドペーパーで全体を整えます。特に角は念入りに。
OSB合板は切り口が乱れやすいので、シッカリ角を整えておきます。
100均プレートで簡単アレンジ
木箱としては完成したのですが、ちょっと100均アイテムでアレンジ。
スチールプレートをアンティークピンで固定します。
OSB端材収納木箱の完成
端材をフル活用した端材収納木箱が完成しました。
端材を建てて収納すると、使いたい端材を探すのが楽ですね。
端材ですが、いい雰囲気になったかなと思います!
製作を終えて
DIYを趣味にすると、端材がどんどん貯まりますね。
限られたお小遣いの中でDIYを楽しむには端材活用も大事なことです。端材を見ながら何を作ろうかなと考える時間も楽しい時間です。
資源を大切にDIYを楽しみましょう!
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オススメグッズ
木箱製作に大活躍するコーナークランプ。直角出しが簡単に。
キャスター固定のビス下穴加工に。