iPhoneスタンドスピーカーのデザインは様々ありますが、今回はシックなインテリアにも合う家具調のiPhoneスタンドスピーカーを作りたいなと思いました。
家具調を演出する為にメインの材料はチーク板材とマホガニー角材を用意。
家具材でも使われる材料です。
綺麗めのiPhoneスタンドスピーカーだと、カチッとシックなリビングでも十分似合うと思います。
そんな家具調の綺麗めiPhoneスタンドスピーカーの作り方をご紹介します!
DIYレシピ
家具調スタンドiPhoneスピーカーの材料
- チーク材 5×100×150 2枚
- マホガニー角材 4×4×600 1本
- 白木角材 10×25 300mm程度
- 白木角材 10×10 100mm程度
家具調スタンドiPhoneスピーカー製作の道具
- 丸のこ・丸のこガイドorスライド丸のこ
- 差し金・メジャー
- 胴付きのこぎり
- アサリなしのこぎり
- 木工用ボンド
- サンドペーパー #80、#240
- カンナ
- ブライワックス(ラスティクパイン)
それでは家具調iPhoneスピーカーの製作を開始します!
スピーカー本体部材の切り出し
実際の製作サイズは、お持ちのiPhoneとiPhoneカバーのサイズに合せて製作してください。
最初にチーク材でiPhoneスタンドスピーカーの底板を100mm×90mmで切り出します。
注意ポイント
底板幅は、iPhoneカバー幅を考慮して決定してください!iPhoneカバー幅+角材厚さ2本分です。
スピーカー横の角材は底板に合せて100mmを2本切り出します。
更に60mmを1本切り出します。
スピーカー本体下部の製作
iPhoneスピーカー底板に切り出した角材を並べてみます。
60mmに切った角材の隙間は充電コード用の隙間です。
ポイント
充電コードの仕様によってiPhoneスピーカー本体の高さを調整します。
標準品ではiPhone下から底板まで35mmくらいは必要ですね。
木工用ボンドで角材を底板に合せて接着。
今回はブライワックスで塗装予定です。
はみ出した木工用ボンドは塗装が乗る様に、濡れたタオルなどでシッカリ拭き取りましょう。
スマホを支える角材10mm×10mmを充填コード隙間の反対側に接着。
もう一つ角材10mm×10mmで長さ30mm程度の部材を用意しておきます。
iPhoneスピーカー内部はこのタイミングでブライワックス塗装をしておきます。
スピーカー本体上部の製作
iPhoneスタンドスピーカー上部の板は4分割で製作します。
iPhoneを置いてみて角度を吟味して。
1枚板で製作も可能ですが、加工はシビアになります。
製作しやすい方法で。
今回は以下のサイズでカットしました。
- 67mm×100mm
- 22mm×100mm
- 11mm×調整幅(実際にiPhoneを入れてみて幅を調整)
木工用ボンドの接着が完了したら、余分な部分をカット。
細工用には胴付きのこぎりが便利です!
ここで一度、サンドペーパー#80、#240で整えます。
家具調らしくする為に面が平らになるように!
全ての面を整えてiPhoneスピーカー本体の製作が完了です。
スピーカー前部グリル製作
グリルという表現が正しいのか。。。
iPhoneスピーカー全面にマホガニー角材4mm×4mmを使って格子を付けます。
100mm+1〜2mmの長さで5本と25mmの長さで2本カットします。
25mmの2本をスピーカー内径の3等分の位置で2本接着。
グリル格子の支えに。
基準となるマホガニー角材を平らな面で真っ直ぐに接着。完全に乾燥するまで休憩です!
完全に乾燥したら、2本目を接着。
間に1本挟んで間隔を同じにします。
更に乾燥を待ちます。
同じ工程で5本を接着。
一番上はチーク材に合せて段差が出来ないように。
はみ出たマホガニー角材をアサリなしノコでカット。
サンドペーパーで側面や格子部分を整えます。
全ての面を整え終えたら、完成です!
どうですか!AVボードなどでも見るデザインですよね。
家具調iPhoneスタンドスピーカーです!
ブライワックス塗装とスタンプ
ブライワックスのラスティックパインで塗装します。
グリル部分は細い筆で塗り込みます。
更に100均スタンプで印字しました。
100均スタンプはDIYでは大活躍です!
iPhoneスタンドスピーカー下部面にウレタンスポンジを貼りました。
スタンドスピーカー詳細の説明
今回のiPhoneスタンドスピーカーの高さ設定は、充電ジャックが横に付くタイプの充電コードです。
アマゾンで購入した充電コードですが、横タイプは便利ですよ!
充電コードを付けない場合は、10mm角材を30mmにカットした角材でiPhoneを支えます。
この角材は接着しないで、使う時に傾けてこの位置に移動させます。
家具調iPhone sutand speakerの完成
ブライワックスを磨き上げて艶が出てきたら完成です!
いかがでしょう。
家具調の感じ出てますか?
製作を終えて
今回は家具でも使われる木材の工作材を使って、上品な家具調iPhoneスピーカーとして製作しました。
製作のポイントは、家具を作るように一つ一つの作業を丁寧に仕上げる事ですね。サンドペーパーでの面の整え作業は特に時間を掛けました。
更にブライワックスの磨き上げも丁寧に行って落ち着いた艶を出しました。音はアコーステックな音質かなと思います。使う木材や大きさで音が変わりそうなので、色々なサイズや木材で楽しんでも良いですね。
サンドペーパーで面を整える時に便利です!
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