tsukuroもっとキャンプ部発足に向けて、着々と準備中です。(ひとりですが。)
前回は、ソロ用バーベキューコンロを製作しました。
そこで、必要になるのがファイヤーブラスターですね。火吹き棒です。
時代劇では見たことがありますが、あれの現代カッコいい版です。キャンプ用なので、コンパクトに収納できるように2分割式にします。
本番キャンプで大活躍するファイヤーブラスターの作り方をご紹介!
DIYレシピ
ファイヤーブラスターの材料
- 銅パイプ 径12.5mm 500mm程度
- 角丸木材 110mm 2個
ファイヤーブラスター製作の道具
火吹き棒とは
炭火や熾火の弱くなった炎を直ぐに蘇らせることが出来るのがファイヤーブラスター(火吹き棒)です。
狙った所に吹き込むだけで、ピンポイントに炎を強くする事が出来る便利グッズです。
今回使うのは、ストックしてあった銅パイプです。アルミパイプなどでもOKです。
径は10mm以上あれば機能すると思います。
銅パイプの切断
バーベキューコンロを置いて、実際に使っているイメージをしてファイヤーブラスターの長さを500mmとしました。
金属パイプの切断は、パイプカッターが便利です。
パイプカッターは押し広げながら切るので、切り口が少し膨らみます。
ヤスリで整形した方が良いです。
2分割は、半分でも良いですが、火元側を長くしました。
煙や火に襲われたくないので。
木製接続ジョイントの製作
パイプの接続部、と口元部に木材を使います。
木部部分が持ち手にもなるので、念の為やけど防止策です。口元は怪我防止の為に。
ホームセンターで販売していた角丸棒を使います。
手軽に製作!
木製丸パイプでパイプと内径が合うものがあれば、即完成します!
角丸材に垂直の穴をフリーハンドで開けるのは不可能に近い。。
以前製作した、電動ドリルスタンドがあればラクラクです!
銅パイプの外径は12.5mm。
工房にあるドリルはショートとロングの12mm。。
まぁ、後で考えます。
電動ドリルスタンドの設定の都合により。
12mmショートで途中まであけて、ロング12mmを差し込んでセット。貫通させます。
穴あけ完了です。
少しセンターからズレていますけど、大丈夫です。
と言う訳で。
12mm→12.5mmは、10mmドリルを芯にして#100サンドペーパーでグリグリ回しながら広げる事に。
電動ドリルにサンドペーパーをセットして広げる方法もあります。
しかし、入口側の穴が広がる可能性があるので手で広げます。。
心が折れそうになる1時間。
やっと作業完了です。
木製接続ジョイントの接着
ここで、銅パイプに角丸材を接着します。
金属と木が接着できる物であれば何でもOKです。
今回はメジャーなボンドG17です。
接着が完了したら、2時間程度放置。
休憩です。
木製接続ジョイントの整形
接続部と口元部の角丸材を整形して希望の形状に。
接続側は強度確保の為、薄くしすぎない様に
木部の塗装
木部の塗装は、ブライワックスのジャコビアンにしました。
銅色と合わせてビンテージ感が出ればと思います。
ファイヤーブラスターの完成
難航した作業もありましたが、いい感じに完成しました。
使い込むといい味でそうな予感。
銅パイプで正解だったかもです。
実際に使ってみた!
キャンプ本番に向けて、自主練習です。
風が強いので、DIY工房内でソロ用バーベキューコンロに点火!
ファイヤーブラスターで炎を強めます。いい感じ!
火起こし完了です!
その後、焼き鳥とアヒージョ、炊飯までを練習!
お腹いっぱいです。
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製作を終えて
キャンプ用品のDIYは、使う時の事を想像して楽しく作業できます。作りたいキャンプ用品や揃えたいモノ(テントは作れないので。)が日々湧いてきて、来春スタートのキャンプが待ち遠しいです。
今回のファイヤーブラスターは、簡単なDIYですがキャンプでは必需品。買うのもいいですが簡単に作れるのでチャレンジしてみるのも良いですよ。
インテリアにもなりますね!
オススメグッズ
コレがあれば、もっと早く完成しました。。。
金属パイプのカットにはパイプカッターが便利です。