お店や展示会などにメニューやポスターを飾るイーゼル。
買うと結構高い!
持ち運びに便利な軽さとカッコ良さをもったイーゼルを作って見たいなと思いました。
軽さで言うと杉材です。加工は丁寧にやらないと直ぐに割れや欠けが出来てしまう素材ですが挑戦してみようと思います。
加工のしやすさだと白木材の方が良いと思います。
DIYレシピ
イーゼルの材料
- 杉材 30×14 1820mm 4本
- 杉材 30×14 910mm 2本
- 20mm角材 150mm程度
- コーススレッド 65mm
- 蝶番
イーゼル製作の道具
- 丸ノコ・丸ノコガイド
- メジャー・差し金
- インパクトドライバー・皿取り錐
- プロトラクター
- 木工用ボンド
- クランプ各種
それでは、イーゼルの作り方をご紹介します!
イーゼルメインフレームの製作
今回使用した材料は杉30×14角材の1820mmを4本と910mmを2本それと10mm丸棒です。
イーゼルのフレームとして使うので、真っ直ぐで節や割れが無い物を選びます。
今回はイーゼルを2セット作ります。1個の場合は1820mm 2本と910mm 1本です。
杉角材1820mmを1200mmの長さで4本カットします。
注意ポイント
1200mmにカットした4本の両端に角度を付けます。
今回は85°に設定しました。平行四辺形に加工するので、85°と95°を使い分けます。
自作の丸ノコガイドの場合です。ガイドを墨線ラインに合わせて固定。
丸ノコでカットしていきます。
自作丸ノコガイド製作記事は、本文最後のリンクをご覧ください。
カット完了です。
2本を1セットとして、向かい合わせで使います。
1820mmの残り部材で、フレーム横部材をカットします。
今回はデザインとしてハシゴ状にしました。
写真の寸法にカットした後に、プロトラクターで85°と95°に合わせ台形にラインを引きます。
横フレーム材も縦フレーム材同様に丸ノコガイドを使ってカットします。
仮組して隙間が出ないかを確認。
全ての横フレーム材を85°のカットが終わったら、95°をカットする様に。
角度が微妙にバラバラにならない様に。
メインフレーム組立
イーゼルの幅は下が400mm、上が200mmです。
寸法を確認しながら、クランプで縦フレームを固定して横フレーム材を挟んで位置を確認。
木工用ボンドで仮止めしていきます。
木工用ボンドが乾燥したら、コーススレッド65mmで固定していきます。
14mm厚に65mmを打ち込みますので、最初に皿取り錐で下穴を開けます。
部材中心で真っ直ぐ開ける様に注意して!
フレームの組立が完了しました。
メインフレーム穴あけ
メニューやポスターフレームを支えるフレーム台用の穴を開けます。
(正式名称はわかりません。)
下から27mm、30mm、33mm、50mm、60mmの4箇所に縦フレーム2本共に印を付けます。
ドリルガイドを使い、10mmの穴を開けます。
下に捨て材を敷いて、ガッチリ固定して真っ直ぐ開けます。
ここでフレーム全体をサンドペーパー#150、#240で整えます。
杉材をドリルでラフに開けると、綺麗な穴にならず割れが発生します。
切れが悪いドリル刃では綺麗な穴になりません。
切れる状態を保つ事。