私は豆から挽いて香りを楽しみたいくらい、コーヒーが大好きです。
そこで、コーヒーアイテムをDIYしたいなと思い、今回は『ドリップスタンド』を作ってみました。
比較的簡単なDIYですが、飾っても良し、使っても良しと、いろいろコーヒータイムが楽しめそうです。
DIYレシピ
ドリップスタンドの材料
- 1×4材:500mmくらい
- ワトコオイル(ダークウォルナット)
- コーススレッド:30mm
ドリップスタンド製作の道具
- 丸ノコ&丸ノコ定規(orスライド丸ノコ)
- 自由スコヤ
- プロトラクター
- 木工用ボンド
- サンドペーパー#240
- 耐水ペーパー#400
- コンパス
- ジグソー
- 電動ドライバードリル(2.5mmドリル、+2番ビット)
ドリップスタンド デザインの検討
どんなデザインにしようかなと思い、ドリップサーバーを置いて考えました。
そこで、サーバーの角度に合わせて作ってみよう!ということで、自由スコヤでサーバーの角度を確認します。
自由スコヤの角度をプロトラクターで測ると105度でした。この角度で作っていきます。
ドリップスタンド部材の切り出し
今回は現物合わせで、長さを確認しながら作ります。サーバーの容量によって寸法が違います。今回のサーバーは2杯用です。
丸ノコの角度調整は、『90度に対して何度傾けるか?』と考えるので、今回は『90度+15度=105度』となります。
下準備として、1×4材を3枚にカットし、4ヶ所を105度でカットします。
作業効率を上げるため、2枚重ねでカットしてみました。スライド丸ノコだと可能ですね。
サーバーを置く下の板は145mmにしました。
ドリップを置く板(下)と、サーバーを置く板(上)の長さを合わせた方がデザインとしてバランスが良いので、ドリップを置く板を105mmにします。
高さはサーバーの抜き差しを考えて、少し余裕を持たせて125mmとします。
材料の最終寸法は下記の長さになりました。
最終寸法 | |
ドリップ置き用 | 105mm |
サーバー置き用 | 145mm |
縦板 | 130mm(高さ+板厚分) |
ドリップスタンドの組み立て
木工用ボンドで仮固定します。
ボンドが固まる前に、寸法と水平の確認をして乾燥させます。
ボンドが乾燥したら、コーススレッドで固定します。
最初に2.5mmのドリルで3ヶ所下穴を開けます。
下穴は真っ直ぐ開けるのではなく、105度に合わせるように開けます。
上を固定したら、下側も同様に固定します。
コーススレッドは、締めすぎて板が割れないように注意しながら固定しましょう。
ドリップ用の穴あけ
1×4材の幅89mmの半分44.5mmと、ドリップを置いて確認した55mmを中心点としました。
ドリップの下が47mmなので、50mmの円で穴を開けます。
コンパスで50mmの円を書きます。
ジグソーの刃を入れるための穴を、電動ドライバードリルで開けます。
5mmのドリル穴を繋げて開けました。
ジグソーの刃は、曲線切り用の細い刃です。
ジグソーだと簡単に穴あけができますね。
サンドペーパー#240で全体を整えます。
角を取りすぎるとシャープさがなくなるので、軽く角をとる程度にしました。
ワトコオイル塗装
ワトコオイルで全体を塗装します。
一回目の塗装を1時間乾燥させ、2回目の塗装で#400ペーパーを使い湿式研磨をして仕上げました。
ステンシル
今回はベースを黒に塗装して、白色で文字を入れます。
『drip stand』を白色でステンシル。
ドリップスタンドの完成
前回製作した燻製ボックスでチーズとベーコンを燻製してコーヒータイム。満足です〜。
製作を終えて
ドリップスタンドは簡単なDIYですが、コーヒーを楽しむための雰囲気作りにはとても良いアイテムです。
コーヒーは贅沢な時間も味ですし、これからの一息に活躍します。難しくないDIYですので、是非挑戦してみてください。
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