木材の墨付けで一番面倒なのが、「中心線出し」かなと思います。(motto的に。)
1〜2個程度であれば問題ないですが、大量に墨付けが必要になるケース。例えばダボ穴墨付けや、ほぞ穴墨付けなど。
こだわった家具製作ではダボ穴墨付けだけで疲れてしまいます。。
そこで、中心線を手軽に出せる「センターファインダー」を製作しました。
今回は狭い幅と広い幅の2種類引けるタイプです。
DIYレシピ
センターファインダーの材料
- 20×25角材 130mm
- 8mm丸棒 200mm程度
- 鬼目ナット M4 10mm
- ローレットビスM4
センターファインダー製作の道具
- ミニ差し金
- 穴あけ治具orドリルガイド
- インパクトドライバー
- ポンチ・下穴ドリル
- 5.8mm、7.5mm、8.0mmドリル
- 木工用ボンド
- 金ノコ、アサリなしノコ
- かんな・サンドペーパー等
- ブライワックス
センターファインダー材料について
センターファインダー用の角材は、使わいたい場面によって長さが変わります。
今回はSPF2×4材の縦横に対して中心線が出せる長さにしました。
8mm丸棒用の穴をあけても強度が保てる太さ、厚さがあれば問題ないです。
センターファインダーの墨付け
角材にガイド棒、鉛筆ホルダー用の穴位置を墨付けます。
最初に裏表に中心線を引きます。
実際にSPF2×4材の縦横幅に角材をおいてイメージします。
広い幅用のガイド棒穴は角材両端から12mmとしました。
正確に測るポイント
端から正確に長さを測るときには、角材端に木材を置いて物差しを当てて測ると正確に測れます!
狭い幅用は両端から35mmの位置に。
鉛筆ホルダー用はもちろん角材の中心に。
ドリルガイドを使う場合は、片面のみの墨付けでも大丈夫ですが、フリーハンド穴あけの場合は両面に墨付けします。
ガイド棒用の穴あけ
フリーハンドでの穴あけ手順で解説します。
下穴ドリルがズレない様にポンチで印を打ちます。(両面ともに)
簡単ドリル治具を添えて、下穴ドリルを半分の深さまであけます。
8mmドリルを使い、ガイド棒用の穴をあけます。
この穴あけも両面半分づつです。
両面から穴をあけたら、貫通させます。
鉛筆用の穴あけ
鉛筆ホルダー用の穴は7.5mmにしました。
あけ方はガイド棒用と同じ手順です。
鉛筆留めボルトの取付け
鉛筆をとめる用のナット穴をあけます。
鉛筆ホルダー穴中心にあけたいので、角材の中心点に印します。
鬼目ナットM4下穴径(5.7~6.0)に対して5.8mmドリルをチョイス。
鉛筆ホルダー穴まで貫通させます。
六角レンチで鬼目ナットM4をねじ込みます。
はみ出たナットは、金ノコでカットします。