憧れのDIY工房の明かり取り用ガラス窓を製作します。
今回は開閉しないタイプなので、作業は難しくないです。
板ガラス300mm×300mm 5mm厚はAmazonで4枚購入しました。
1枚約2400円(2019.2月現在)ですので、まぁまぁ安心価格ですね。
DIYレシピ
ガラス窓の材料(4個)
- 板ガラス 300×300 5mm 4枚
- 角材 30×40 約350mmを16本分
- SPF1×6(固定枠用) 約400mmを16枚分
- コーススレッド 65mm
ガラス窓製作の道具
- トリマーテーブル(自作)
- スライド丸ノコ or 丸ノコ
- カンナ
- 木工用ボンド
- インパクトドライバー・皿取り錐
窓枠の作り方は色々ありますが、今回はトリマーでガラスが入る溝を加工して作る方法をご紹介します。
トリマーを使った窓枠の製作
窓枠製作で使用する角材は30mm×40mmのサイズを使いました。
ガラスの厚さは5mmなので、10mm以上の角材があれば良いと思います。
今回は無骨なイメージを出したいなと言う事で厚目の木材で製作します。
自作したトリマーテーブルのご紹介
トリマー単体でガイドを付けて溝加工も可能ですが、正確に直線を出したい時にはトリマーテーブルがあると加工も楽です。
以前に製作したトリマーテーブルを使って溝加工を行います!
トリマーテーブルの製作方法は本文下でご紹介しています!
テーブルガイドはクランプで固定するタイプです。
ワンタッチで固定できるタイプへのバージョンアップも検討中です!
部材を抑える板などを設置してミスを防止です。
こちらもワンタッチ固定タイプを検討中。
試しに1本溝加工をしてみます。
中心からズラした溝加工を考えていますが、強度を考えてもう少し中心へ寄せました。
(この辺りはお好みです。)
位置が決まれば、後は約350mmにカットした角材16本を次々と加工していきます。
各固定クランプを締め直して加工。
窓枠の面取り加工
トリマー溝加工が完了したら、角をカンナで面取りします。
溝を掘った面の角は多めに、反対の面は少なめに面取り。
16本の溝加工と面取りが完了。
窓枠の採寸と切り出し
ガラスを溝に入れて横枠の長さから実測。
計算でサイズを決めても大丈夫ですが、実測の方が確実ですね。
(加工精度に不安もあるので。。。)
実測した横枠の長さで8本カット。
スライド丸ノコの方がサクサクカットできますが、丸ノコでもOK。
次に、横枠を取り付けて縦枠の実測。
横枠と同様に実測した長さで8本カットします。
ブライワックス塗装
窓枠の塗装はブライワックスのラスティックパインを使ってみます。
外壁は黒に塗装するので、窓は明るめの木目が綺麗かなと。
冬場のブライワックスはカチコチです。
硬いままでは、木目の細かい所まで入っていきません。
そんな時は、お湯を入れたボールで湯煎?しながら使うと液体に。
ブライワックス塗装が完了し、仮組。
良い感じ♬
ガラス窓の組立
窓枠の組立で木工用ボンドを使うか。使わぬか。
将来分解する可能性(ガラスの交換)がある時は木工用ボンド無しですね。
コーススレッドは65mmを使用します。
ここは枠の太さによって長さを決めます。
今回は65mmを使うので、皿取り錐65mmで下穴を開けてから固定。
ズレない様にクランプで固定した方が安定します。
コーススレッド65mmで固定。
ガラス窓が完成しました。
取り付ける為の枠を製作してDIY工房に取り付けます。
ガラス窓の完成
固定用の枠は105mm×30mmの木材で製作。
3連窓にしました。
工房内からの眺めもいいですね!
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製作を終えて
板ガラスと角材があれば出来る簡単な窓枠の製作方法でした。
開閉機能を付けるとしたら、蝶番とロック機構を付ければOKです。板ガラスの種類を変えて雰囲気を変えてもいいかなと思います。
トリマーがない場合は、窓枠用の板を三枚重ねて溝を作る方法もあるので、道具がない場合も製作可能です。
DIY工房を作ろう!
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