レザークラフトは、出来るようになると楽しい趣味だと思います。場所も取らず、自分が欲しい物を革で作れる。
まだまだ、レザークラフトは初心者ですが色んな製作動画などを見て勉強し、念願のホルスターを製作しました。
特に左利きなので、あまり販売されていないのも作る理由ですが、ハードルの高いホルスター製作に挑戦する事で色んな経験が出来るかなと思いました。
ホルスターに限らず、製作工程は同じです。私の様にレザークラフト初心者でも手順をふめば、ココまで出来るよ!と言う意味で参考にして頂けると嬉しいです!
handmadeレシピ
レザークラフトは一つの部材が1回の工程では完成せず、途中で他の部品製作になったりします。
なるべく分かりやすく編集の努力は試みています!
レザーホルスターの材料
- タンニンなめし 厚み2.0mm A4サイズ 黒 2枚
レザーホルスター製作の道具
- レザークラフト工具セット
- カッターマット(A3)※工具セットにはA4サイズが入っていました。
- 方眼紙
- トコノール(床面・コバ仕上げ用)
- サイビノール(革用接着剤)
- R定規
- ガラス板
- コバコート 黒(コバの着色)
- ホック(大)1set
- 水(コバ処理前の固め用)
- バット、ジップロック
- ベニア板、スプリングクランプ
製作ホルスターの概要
今回製作するホルスターは『beretta M92F』用のホルスターです。
課題の一つとして、革を立体的に加工してキレイに収まる形状にする事です。この加工が出来るとスマートフォン用やその他の専用トレイなども製作出来ます。
レザーホルスターの材料説明
材料は楽天で購入した『タンニンなめし A4 厚み2.0mm ブラック 3枚セット』です。
価格は約3,000円です。
何に使うかで革の特性を変えますが、今回は硬さが必要だったのでこの革を選びました。
強度が必要な場所には2枚重ねて4mm厚として使います。
なるだけ革を無駄にはしたくないですが、ある程度余裕を持たせて革を使います。
特に厚みが有る物を入れる革ケースの場合は無駄を覚悟で。
レザーホルスターのデザイン製作
最初に方眼紙やコピー用紙にベレッタ(エアガンです。)を置いて形状を写します。
その写したベレッタの形状からホルスターのデザインを考えます。
私の場合は元デザインから現物合わせ方式です(笑)
そして、完成したデザインがこれです。
ベルト用のループと脱落防止用ホック付きベルトを付けます。
レザーホルスター立体加工の準備
まず最初にホルスターの前面パーツの立体加工準備からスタートです。
ホルスターの長さ+ベレッタの厚み+縫代幅を考慮して余裕の革を用意します。
革が入る大きさのバット(はみ出ていますが。。)に革を入れて40℃位のお湯を入れます。
30分から1時間ほど浸けると革にお湯が浸透します。
今回は1時間キッチリにしました。
ジップロックなどの密閉出来る袋に入れて一晩寝かせます。
加工物のラッピング
銃のホルスターの場合、照準器が出っ張っているので銃を抜く時に引っ掛かるかなと思いました。
そこで、間を繋ぐ形状に加工した木材を挿みます。
革は濡れているので、ベレッタをサランラップで包みます。
その時、表現したいモールド整形の邪魔にならない様に余裕を持たせて包みます。