サイクロン集塵機DIY

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木屑処理を楽にするサイクロン集塵機の作り方をご紹介!

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DIY工房内で卓上スライド丸ノコ丸ノコを使う時に集塵機に接続すると木屑の飛散を抑える事が出来ます。

しかし、集塵機に直接接続すると、フィルターが早く目詰まりを起こして吸引力が低下。。。

掃除の頻度も多くなります。

そこで、サイクロンシステムを追加すると木屑を分離してくれて、集塵機の掃除作業を軽減出来ます。

サイクロンキットを活用したサイクロン集塵機の製作方法をご紹介します!

DIYレシピ

サイクロン集塵機の材料

  • サイクロン集塵機キット
  • ペール缶 蓋付き
  • フレキシブルホース Φ55 x 1.5m
  • ゴムシート 2mm厚
  • ビニールテープ
  • TS継手 13×16、25×30、30×40

サイクロン集塵機製作の道具

  • インパクトドライバー
  • 金切りハサミ
  • カッター
  • コンパス

DIYでも集塵機があるとお掃除も楽!

でも、フィルターの目詰まりが頻繁に発生。お掃除も頻繁。。

コレでは、DIYを楽しむ時間も少なくなります。

集塵機 木屑

サイクロン本体の詳細

サイクロンキットをAmazonで検索すると沢山の種類があります。

そんな中で評価も高かった『Inlagon 集塵機 慶セパレーターコマンダー』を購入。

サイズ:320mm×115mm
素材:ABS樹脂

結構、頑丈な作りです。

サイクロン本体

内容セットは、本体ダクト径変換パーツ2個取付ボルトステンレスリングバンド2個です。

サイクロンセット内容

サイクロンで分離した木屑を貯める為のタンクはペール缶20Lを準備。

も同時に用意します。
(固定バンドは形状が違った為、未使用です。使用上、固定しなくても問題ありませんでした。)

サイクロン 集塵タンク

サイクロン取付加工

ペール缶の蓋にサイクロン本体を取り付けます。

サイクロン本体下部の穴外径サイズは約72mmです。

サイクロン集塵機 本体加工・組立1

ペール缶の蓋にサイクロン取付用の穴をあけます。

蓋の中心にコンパスで直径72mmの円を書きます。

サイクロン集塵機 本体加工・組立2

ドリルで円の内側に穴を多数あけます。

なるべく近い位置に穴をあけた方が、その後の加工が楽に。

サイクロン集塵機 本体加工・組立3

こんな感じで。

サイクロン集塵機 本体加工・組立4

金切りハサミでカット。

サイクロン集塵機 本体加工・組立5

更に、金ヤスリなどで整えます。

サイクロン本体を付けてみて微調整。

サイクロン集塵機 本体加工・組立6

サイクロン パッキン製作

そのまま蓋に本体を取り付けてもいいのですが、密閉性を高めてみます。

ゴムシート2mm厚でサイクロンと蓋の間に挟むゴムパッキンを製作。

サイクロン取付リブの大きさの円と72mmの円をマジックで書きます。

サイクロン集塵機 本体加工・組立7

カッターナイフでドーナッツ型に切り取ります。

サイクロン集塵機 本体加工・組立8

ゴム製パッキンが完成しました

サイクロン集塵機 本体加工・組立9

サイクロン組立

パーツの加工が完了したので、サイクロン本体とペール缶蓋を繋げます。

製作したゴムパッキンを挟んで、マジックで穴位置をマーキング。

サイクロン集塵機 本体加工・組立10

ゴムパッキンと蓋を同時にドリルでボルト取付用の穴を4ヶ所あけます。

サイクロン集塵機 本体加工・組立11

サイクロンキットの付属の取付ボルトで4ヶ所固定。

サイクロン集塵機 本体加工・組立12

接合部の気密性はバッチリです!

サイクロン集塵機 本体加工・組立13

サイクロンシステムの本体が完成しました。

サイクロン集塵機 本体完成

サイクロン集塵機製作で、大きな加工作業はここまでです。

意外と簡単に製作できますね。

サイクロン配管

サイクロンと卓上スライド丸ノコの接続は、55ø 1.5mフレキシブルホースをAmazonにて追加購入。

サイクロン集塵機 配管1

サイクロン集塵機本体と電動工具を接続するラインでフレキシブルホースを使用。

加工なしでそのまま取り付けできました。

サイクロン集塵機 配管2

集塵機とサイクロンの取り付けには塩ビパイプのTS継手25×30を活用。

サイクロン集塵機 配管3

卓上スライド丸ノコとフレキシブルホースは塩ビパイプ TS継手30×40を活用。

サイクロン集塵機 配管4

サイクロン配管詳細

サイクロン本体と集塵機の接続は塩ビパイプ TS25×30を活用しています。

25側:ゴムシート2mm厚を2周貼り付けて、サイクロン内径に合わせました。
30側:30内側にゴムシート1mm厚を1周貼り付けて調整。

サイクロン集塵機 配管詳細1

卓上スライド丸ノコとフレキシブルホースの接続は塩ビパイプ TS継手40×30を活用。

30側:30外周にゴムシート1mm厚を2周貼り付けて調整。
40側:そのまま取り付け。

サイクロン集塵機 配管詳細2

フレキシブルホースは荷造りバンドを使って吊り上げています。

長さを調整できるので便利です。

サイクロン集塵機 配管詳細3

フレキシブルホースを丸ノコに接続する為に『リョービ延長ホース』を追加。

本体取り付け側プラスチックパーツは取り外してホースのみに。

サイクロン集塵機 配管詳細4

ノズル取り付け側に塩ビパイプ TS13×16を活用。

13側:丸ノコダストノズルに差し込むと少しだけ隙間が出来るので、ビニールテープで微調整。
(13側内側をテーパー状にして吸気効率が向上するように加工)

16側:ゴムシート2mm厚を1周貼り付け。

サイクロン集塵機 配管詳細5

サイクロン効果検証

木材を5、6本カットしてサイクロンの効果を確認。

木屑が分離されています!

サイクロン集塵機 配管詳細6

集塵機のフィルターは綺麗です!

集塵機タンクの中もほぼ木屑なし!

サイクロン集塵機 配管詳細7

サイクロン集塵機 完成

と言う事で、サイクロン集塵機が完成しました。

ホースのジョイントは様々な径変換パーツを使ってもいいと思いますが、塩ビパイプも中々活用出来ます!

サイクロン集塵機 完成1

サイクロン集塵機 完成2

製作を終えて

サイクロン集塵機が完成して、DIYガレージ内での作業も快適になりました。

卓上スライド丸ノコの排出口以外からの木屑は、サイクロンからのホースを分岐して吸い込む機能追加も検討です。

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