角材を使ってインダストリアルな鍋敷きを製作しました。
相欠き継ぎ加工のみの簡単な製作ですが、キッチンをチョットおしゃれに演出してくれるかなと思います。
前回、製作したスライド式丸ノコガイドがあればより簡単に製作できます。
鍋敷きの材料
- 角材 25mm×10mm 910mm+350mm程度
鍋敷き製作の道具
- スライド式丸ノコガイド
- 差し金
- ノミ
- サンドペーパー#600
- 木工用ボンド
- ブライワックス(ジャコビアン)
- ステンシルセット
鍋敷き部材の切り出し
角材のサイズは好きなサイズで大丈夫ですが、厚さは10mm以上ある方が安定するかなと思います。
今回は150mmでカットした角材を組み合わせて製作していきます。
カットは丸ノコを使いますが、スライド丸ノコがあるとサクサク作業できます。
自作したスライド式丸ノコの場合、ノコ刃溝の右もしくは左に合わせるだけで欲しい寸法のカットが可能です。
今回は2個製作するので150mmの長さを4本2セットカットしました。
相欠き継ぎ加工1 墨線
カットした部材を繋ぐ方法は色々ありますが、今回は相欠き継ぎ加工で繋ぎます。
切削する幅は角材の幅の25mmです。
角材の端から25mm幅、70mm開けて25mm幅で切削します。
切削する箇所は間違えない様に×印を付けておきましょう。
相欠き継ぎ加工2 溝加工
相欠き継ぎの場合、重なる部分を材の半分づつ切削して重ねます。
今回は角材の厚さ10mmなので、5mmづつ切削します。
端材を使って丸ノコ刃の出量を5mmになる様に確認しながら調整します。
丸ノコ刃の調整が終わったら切削する箇所(25mm幅)をスライドさせながら切削します。
丸ノコで切削した状態。
ノミを使って切削箇所を整えます。
切削が完了したら、仮組みして見ます。
んー!いい感じ!
仮組みでキツかった場合は、少しずつ丸ノコやノミで微調整します。
キツすぎると、角材が割れてしまいます。
今回の木材加工はカットと相欠き継ぎ加工のみです。
精密に寸法採りしてライン通りに切削すると重ね部分も綺麗でプロ感が出ますね!
鍋敷き組み立て
相欠き継ぎ加工が完了したら軽くサンドペーパー#600程度で整えて、木工用ボンドで組み立てていきます。
接着完了!
組み立ては、平面が出ている場所の上で。組み上げ時に曲がったり、片方が浮かない様に。
ブライワックス塗装
今回の仕上げ塗装はブライワックスのジャコビアンでアンティーク感を演出します。
ステンシルスタンプ
ステンシルスタンプで色々と文字列をスタンプ。
今回は乗せる物の名前をスタンプしました。
鍋敷きの完成
インダストリアルなカッコいい鍋敷きが完成しました!いい感じに出来たかな〜。
製作を終えて
鍋敷きの製作はそんなに難しい加工はないですが、道具(丸ノコ、スライド式丸ノコガイド)があった方が手軽に出来ます。
ノコギリとノミでも加工は可能ですが、上級レベルの加工技術が必要ですね。
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