MDF合板は小物作りに最適な材料です。
今回はDIY初心者の方にも簡単に作れるレターケースをご紹介します。
形がシンプルなので、塗装に少しこだわって、こんがり焼けた食パン風のデザインに仕上げてみました。セリアで購入したトースターの置物がアクセントになっています♪
DIYレシピ
レターケースの材料
- MDF合板:450×300×5.5mm…1枚
- 塗料:タカラ塗料「コンガリー」
- アルファベット転写シール(セリア)
- トースターの置物(セリア)
レターケース製作の道具
- 差し金
- ノコギリ
- サンドペーパー#240
- ウエス(布)
- 塗料入れ
- 木工用ボンド
- 瞬間接着剤
MDF合板のカット
食パン風のデザインにするため、合板を正方形に切り出します。
初心者の方でも作りやすいように、合板の横幅をそのまま半分に割ったサイズで切り出します。(差し金で真っ直ぐ線を引いて下さい。)
切り出すサイズ | |
前後 | 150×150mm…2枚 |
側面 | 150×50mm…2枚 |
底面 | 150×100mm…1枚 |
線を引いたら、ノコギリでカットしていきます。
縦ラインは切る距離が長いので、落ち着いて丁寧に切りましょう。
全て切り終えたら、切り口をサンドペーパー#240で整えます。
これでカットの終了です。
レターケースのベース塗装
食パン風の色合いにするため、まずベースとなる色を先に塗ります。
今回は白を下地にして、その上からタカラ塗料さんのコンガリーで風合いをつけていきます。
部材全体にターナーミルクペイントのスノーホワイトを塗ります。(2回重ね塗りをします。)
下地の白が乾いたら、コンガリーのカンガルーベージュを布で薄く塗ります。
レターケースの組み立て
カンガルーベージュが乾いたら、部材を木工用ボンドで組み立てます。
このような箱物を組み立てるときは、身近にある物や端材などを利用して垂直になるように固定すると作業が楽ですよ。
さらに上に部材を乗せ、ボンドが乾くまで待ちます。
木工用ボンドで固定後、小さな釘でさらに固定しようと思ったのですが、合板が割れてしまう不具合が出たため、ボンドのみの固定にしました。
卓上で使うものなので、木工用ボンドだけの固定で十分だと思います。
アンティーク表現塗装
ボンドが乾いたら、コンガリーのキャメルオーカーとオストリッチブラウンでこんがり焼けた風合いを付けていきます。
▼コンガリーの詳しい塗装方法は下記ページでご覧いただけます。 続きを見る
こんがり焼けたアンティーク表現が出来る『CONGAREE』の塗装法
底面も同じようにグラデーションを付け、塗装の完了です。
レターケースのアレンジ
底板を木工用ボンドで固定させ、さらに底板の手前にセリアで購入したトースターの置物を瞬間接着剤で固定します。
レターケースの完成
同じくセリアのアルファベット転写シールで「BREAD」と付けたら、こんがり食パン風レターケースの完成です!
側面は全部焦げた風合いにしました♪
手前には通常の封筒も置けるようになっています。
トースターの置物がカワイイですね☆
製作を終えて
今回はMDF合板で作る、DIY初心者さんにオススメな簡単レターケースの作り方をご紹介しました。
小物入れ製作に使われる合板は、耐重性のないものだったら木工用ボンドの固定のみで十分だと思います。もし少しだけ耐重性を考慮したい場合は、板厚があるものを使い、釘で固定すればOKです。
シンプルなデザインではありますが、塗装次第ではアンティーク風やPOPな感じにもアレンジ可能なので、自分好みのテイストに変えてオリジナルレターケースを作ってみて下さい♪
タカラ塗料さんのサイトはこちらです→http://www.takaratoryo.com/
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ご紹介した商品
こんがり焼けた表現や、古く黄ばみがかったアンティーク風の表現が簡単にできるタカラ塗料さんのコンガリーです。3個セットで、色の薄い物から順に使用していきます。パッケージもカワイイ塗料です♪