100円ショップ(以下100均)では、収納に便利な「すのこ」が売られています。
この100均すのこは、DIYアイテムに超オススメなんです!
そのまま組み立てても良し、解体して別のアイテムにするも良し!(解体することによって、安価な木材となります。)
今回はきれいに解体する方法や、100均すのこを上手に活用するためのコツなど盛りだくさんの内容でお届けします♪
すのこの特徴
今回はセリアのすのこを使ってご紹介します。
セリアのすのこは全部で3種類ありました。(サイズは左から33×37cm、真ん中40×25cm、右45×20cmです。)
どのすのこも素材は「桐」で作られています
すのこは大きさによって、板の本数と横幅が違います。
裏には下駄(げた)と呼ばれる細い材があります。
この下駄ですのこは連結されています。
すのこの両端は少し斜めになっています。
今回のセリア産すのこは、板厚が約7mmでした。
すのこ棚の作り方
すのこ棚の製作はとても簡単にできるので、DIY初心者さんにオススメです!
しかし、ただ組み立てるだけだと安定感やデザイン性に欠けてしまいます。
上記でも挙げたように、すのこの両端は斜めになっているため、物を乗せたとき不安定になってしまいます。
なので、このはみ出した部分をノコギリで切ってしまいましょう。(上部も同じく切り落とします。)
100均すのこは板厚が薄いので、ビスや通常の釘では太すぎて板が割れてしまいます。
なので、すのこ同士の固定は「こびょう」と呼ばれる小さな釘を使います。(ホームセンターに売っています。)
下駄にすのこを乗せてこびょうで固定します。
注意ポイント
最初はこびょうが小さく金づちで打ちづらいので、指でグッグッと押し込んでから打ち込みましょう。
プレーンタイプのすのこ棚の完成です。
上下の飛び出した部分を切り落としたので、きれいな長方形になりました。
横に渡しているすのこは、切り落とすなどの手を加えず、そのままの状態で使用しています。
色を塗りたい場合は、組み立てる前に塗りましょう。
すのこに最適なビス ※2017/1/28追記
上記で「すのこ同士の接合にはこびょうがオススメ」と記載しましたが、100均すのこでも割れることなく打ち込めるビスを発見しました!それはコチラ↓↓
「ミニビス」と呼ばれるもので、通常のビスより細く、100均すのこの薄い板厚(側面)に打ち込んでも割れることなく固定できます。
1箱500円ほどするので決して安くはありませんが、しかしこのビスのおかげですのこもガッチリ固定することができます。
ちなみに私は、16mmと25mmを常備していますが、一番使用頻度が多いのは16mmです。
めちゃくちゃオススメです!
100均すのこ材の耐重性について
100均すのこは、あまり重いものを乗せることはできません。
では、どの程度の重さなら良いのでしょうか?
それは、植木鉢なら小さい物もしくは軽い物、靴箱として使うなら2足が良いでしょう。
100均すのこ材の接合方法
上記で挙げたように、すのこだけで棚を作る場合は「こびょう」でOKですが、その他木材と組み合わせて使う場合、接合金具を使うこともできます。
一文字金具
一文字金具は、すのこ同士を横一列に結合させたいとき使用します。
金折金具を使う方法
こびょうを使わず、金折金具で固定することもできます。
上記でご紹介した「ミニビス」があれば、この金折金具は不要です。