今回は「100均の焼き網を使って何か作りたいな」と思い、持ち運びに便利なハンディボックスをDIYしました。
シンプルな作りなので、色合いにこだわってアンティーク風に仕上げました。
焼き網と木材をどう接合させるか悩みましたが、意外と簡単な方法で解決できました。
さらに、アクリル絵の具を使ったアンティーク加工で、100均には見えない仕上がりを目指しました!
それでは、いつものようにレッツゴー♪
DIYレシピ
ハンディボックスの材料
- 板:45×12cm…1枚(セリア)
- 角材:45×3.8cm…2枚(セリア)
- 丸棒:1本(セリア)
- カッティングボード:約21×14×0.8cm…2枚(セリア)
- 焼き網:炙り職人角型27cm(セリア)
- 転写シール(セリア)
- ミッチャクロン
- 水性塗料:白・赤・ニス(ウォルナット)
- アクリル絵の具:白・グレー・焦げ茶(セリア)
- ビス各種
- シリコンスプレー
ハンディボックス製作の道具
- 差し金
- ノコギリ
- サンドペーパー#240、#400
- 刷毛
- スポンジ
パーツの切り出し
まずはパーツの切り出しから始めます。
使用するカッティングボードが底板より横幅があるので、底板の幅に合わせて切り落とします。(12cmにします)
カッティングボードが2枚あるので、作業効率を考えマスキングテープでガッチリ固定して、まとめ切りをすると楽ですよ。
その他のパーツは、焼き網サイズを基準にカットします。
底板27cm、角材2本・丸棒それぞれ28.6cmに切り出します。
全てのパーツを切り終えました。
切り口はサンドペーパー#240で整えて下さい。
焼き網の整形
100均の焼き網はいろいろ種類がありますが、今回は軽い力で曲げられる「炙り職人」を使用します。
この焼き網を底板の幅に合わせていきます。
曲げる場所は、端から2マス目と8マス目の部分です。
曲げるポイントに端材を置き、端の部分を折り曲げます。
あとは端材を基準に、下へどんどん折り曲げるだけです。
簡単に整形完了です!
フチが網目から外れやすいので、様子を見ながら作業を進めて下さい。
焼き網の塗装
焼き網を白に塗装していきます。
素材が金属なので、塗料が乗るように最初に下地剤「ミッチャクロン」をスプレーします。
下地剤が乾いたら、スポンジを使って塗装していきます。
スポンジに塗料を付けポンポンしていくだけで、簡単&キレイに塗ることができます。
さらにアンティーク風に仕上げたいので、アクリル絵の具の焦げ茶(ローアンバー)を使って、要所要所に色を乗せていきます。
白と焦げ茶だけで簡単にサビサビ風の網が完成しました。
底板と角材の塗装
底板と角材、丸棒は水性ニスのウォルナットで塗装します。
(塗装時の表面のザラつきはサンドペーパー#400で滑らかにしましょう。)
カッティングボードの塗装
カッティングボードを赤に塗装します。(穴の部分は塗らなくてOKです。)
さらに、好きな転写シールを組み合わせて貼り付けていきます。
(ベジタブルストッカー&レッドビーンズ…なんのこっちゃ)
この状態でも仕上がりに問題はありませんが、もうちょっと色合いに工夫を凝らしたいと思います。
まずは、アクリル絵の具の白を少量の水で溶き、スポンジを使ってくすみを表現していきます。
フチから中心に向かって、色が薄くなっていくようにポンポンしていきます。
次に、グレー(フレンチグレー)と焦げ茶(ローアンバー)を合わせて、少し濃いグレーを作ります。(合わせる量はグレー2:焦げ茶1の割合です。)
少量の水で溶き、2色をよく混ぜ合わせます。
こちらもフチを中心に色を乗せていきます。
最後に、焦げ茶だけを要所要所に乗せ、メリハリを付けます。
白とグレー、焦げ茶の3色を使って、アンティーク風加工の完成です!