トリマーテーブルDIY

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基本性能装備のトリマーテーブルの作り方と使い方をご紹介!

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トリマーガイドの製作

トリマーガイドの製作

トリマーガイド本体は、もう1枚のシナベニア(9mm厚)を長さ520mmで、幅100mm、90mm、110mmの3種類にカットして製作します。

トリマーガイドの部材

ポイント

幅100mmと90mmは厚みを増すために使います。(12mm厚以上であれば1枚板でも大丈夫です。)

幅100mmと90mmを木工用ボンドで貼り付けます。

ボンドで貼り付ける

そして、クランプでしっかりと圧着します。

乾燥したら、コーススレッド16mmで8ヶ所を固定します。

コーススレッドで固定

ガイドの支え材として、70×70mm(シナベニア合板9mm厚)を4枚用意します。

さらに、ガイドにトリマービット用の切り欠き40×40mmを墨付けます。

支え材と切り欠き

墨付けの角を5mmドリルで穴あけします。

5mmドリルで穴あけ

そして、ジグソーで墨線に沿ってカットしていきます。

ジグソーでカット

カットが完了したら、サンドペーパーやヤスリを使って切断面を整えます。

サンドペーパーで切断面を整える

幅110mmのシナベニア合板上に、垂直になるよう2枚重ねにした板と支え材を接着します。

直角を確認しながら固定しましょう。

ガイドの組み立て

ガイド本体にレール用のヒノキ材(15×10×200mm…2本)を接着します。

レールの接着

ポイント

ヒノキ材をレール溝に入れ、木工用ボンドを付けガイド本体を乗せて接着すると作業がしやすいです。

木工用ボンドが乾燥する前に、直角や寸法を確認し微調整します。

レール材の微調整

レール溝にロウソクを塗り、滑りを良くします。

レール溝にロウソクを擦り付ける

トリマーテーブルの完成

トリマーテーブルが完成しました!

結構工程が多かったですが、基本性能のみのシンプルなテーブルが出来上がりました。

トリマーテーブルの完成

ガイド本体の裏側ショットはこんな感じです↓

トリマーテーブルの裏ショット

動作テスト

完成したトリマーテーブルをテストします。

作業台のウマにクランプでしっかり固定します。

動作テスト1:クランプで固定

トリマーのベースプレートを取り外し、トリマーテーブルにM4 15mm皿ビスで取り付けます。

動作テスト2:ベースプレートの取付

裏側から見るとこんな装着状態です。

ベースプレート装着状態

直尺の目盛りを目安にガイドの位置を調整します。

念のため、差し金で直角と寸法を確認します。

位置が決まったらクランプでガイドを固定します。

動作テスト3:ガイドの位置を調整

スイッチを入れて切削スタート!!

切削スタート

ストレスなくトリマー加工ができました。

トリマー加工の完了

ガイドの裏側は切削カスが…。(集塵機能を追加したいですね。)

切削カスがすごい

応用編

その他製材をストッパーとして固定すると、切削幅を固定することもできます。

応用1:ストッパー材で切削幅を固定

また、部材押さえを付ける事で部材の浮きを防止する事も出来ます。

応用2:部材押さえで浮き防止

追記:集塵BOXを作りました!

トリマーテーブル製作以来。

集塵BOXを製作していませんでしたが。。こんな有様。

これはイカン!と一念発起!

集塵BOXを製作します!

トリマーテーブル集塵BOX1

motto
集塵ホースは届きそうです。

良かったー。

トリマーテーブル集塵BOX2

という事で集塵BOX用の部材を切出し。

集塵ホースを差し込む部材は12mmmベニア合板です。

その他は9mmベニアで製作。

トリマーテーブル集塵BOX3

出来ました!

各パーツを木工用ボンドで接着して、サンドペーパーとカンナで整形。

トリマーテーブル集塵BOX4

集塵BOXを取り付け。

これで集塵問題も解決です!

トリマーテーブル集塵BOX5

製作を終えて

トリマーテーブルを製作するとき重要なのは、精度を可能な限り高めて、正確な寸法を大切にする事です。

特に「直角と平行」に重点を置きましょう。

微調整や確認を何度も行いながら行うため製作時間は掛かりますが、完成したトリマーテーブルは今後のDIYにおいて大活躍する道具になることは間違いありません。

今後はさらに機能を加えて、高機能トリマーテーブルの改造と改良もしていきたいと思います。次回もお楽しみに!

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