手軽に移動できて様々な使い方が出来るスツールはとても便利です。
今回はスツールとしての使い方以外にベットやソファで使えるサイドテーブルにもなる家具を考えました。
いろんな使い方を楽しめるスツールの作り方をご紹介します。
DIYレシピ
スツール&サイドテーブルの材料
- 赤松30角 1820mm 4本
- 8mm 丸棒
- スリムビス 50mm
スツール&サイドテーブル製作の道具
- スライド丸ノコ or 丸ノコ
- スコヤ・コンベックス
- ノコガイド・ノコギリ2種
- 木工用ボンド
- クランプ
- 8mmドリル
- インパクトドライバー
- サンドペーパー#100
- カンナ
- マスキングテープ
- 屋外目部塗料 ブラック
- ワトコオイル ダークウォルナット
材料について
今回の材料は赤松30mm角です。
元々は建築資材の下地材として販売されている木材なので、表面処理は粗目です。その分、比較的安く購入できるのでDIY素材としてオススメです。
購入時の端処理は粗目なので、丸ノコ等でカットし直角処理が必要です。
採寸前の直角出しと部材選別
採寸する前に納入木材の端を直角にカットします。
この『直角出し』をする事で採寸ズレを防止できます。
次に木材の選別をします。
ポイント
真っ直ぐな部材は、優先的に長いサイズ用に使います。曲がっている部材は短い部材用です。そうする事で木材の曲がりによるサイズズレを少なくする事が出来ます。
角部材の採寸とカット
今回のスツールは角材の組み合わせでアラレ組みを構成してコの字型にします。
使う部材の長さは3種類。
座面は500mmを4本です。採寸してカットして採寸の手順で進めます。
この手順で進めると面倒ですが、ノコ刃厚を計算せず正確にサイズカット出来ます。
側板用300mmは6本。
側板用270mmは8本です。
各部材のカットはノコガイドとノコギリで行いました。
丸ノコやスライド丸のこでも良いです。
今回は長い角材から切出します。
カット中に木材が折れない様に手を添えて。
各部材の切り出しが完了しました。
側板の組み立て
300mmと270mmを交互に並べます。
両端は270mmになる様に。
隙間なく揃え、木工用ボンドを均一に塗ります。
木工用ボンド塗布面を横にして、接着。
底面はベニア板を当てて揃えます。
クランプで締め付け圧着します。
その時、はみ出たボンドは水を含ませたウエスで綺麗に拭き取ります。
ボンドが乾いたら、カンナで平面になる様に整形します。