ダイニング用としてもガーデニングベンチとしても使える分解式のベンチを製作しました。
座面高さは400mmとして、座面と脚を取り外せます。
今回はシャビーな雰囲気を出してナチュラルなインテリアに合うダイニングベンチです。
DIYレシピ
シャビーベンチの材料
- SPF1×4材 910mm 2枚
- SPF1×10材 900mm 1枚
- SPF1×4材 端材
- WW材 30×60 700mm
- コーススレッド 32mm、45mm
- ミルクペイント(スノーホワイト、アンティークメディウム)
シャビーベンチ製作の道具
- スライド丸ノコ or 丸ノコ&丸ノコガイド
- インパクトドライバー
- +2ビット、皿取り錐ビット
- 差し金、メジャー(コンベックス)
- カンナ
- 木工用ボンド
- サンドペーパー#100
- 塗装道具(刷毛、塗料カップ、ウエス)
ベンチ部材の切出し
ベンチのサイズは座面高さ400m、横幅900mmとします。
●ベンチ脚 SPF1×4材 380mmにカットした脚に280mmの横板を固定。
●座面 SPF1×10材を900mmにカットして裏の補強にWW材30×60 700mmを。
SPF端材はサイズを見ながら有効に使っていきます。
脚部材はSPF1×4材を380mmに8本カットして70度の角度を付けます。
スランド丸ノコの目盛は『20』に合わせます。
380mmにカットしたSPF材の角にスライド丸ノコの刃を合わせ70度にカットしていきます。
反対側は裏返して同じ様にカットすると平行四辺形にカットできます。
シャビーベンチ脚の組立1
70度にカットした380mm脚部材2本と280mmにカットした横板で1セットです。
差し金を使い直角に固定。コーススレッドは32mmです。
脚材は4セット製作します。
ベンチの安定性の為、寸法はシビアに。
横板の出っ張った部分を差し金で墨線を引き、カンナで削ります。
カンナは角から墨線を確認しながら正確に。
シャビーベンチ座面の組立
SPF1×10材を900mmにカットして前後左右の中心にWW材30×60 700mmを木工用ボンドで接着します。
表側からコーススレッド45mmで6ヶ所程度固定。
シャビーベンチ脚の組立2
座面を裏返して脚部材4セットを並べ、マスキングテープで仮留め。
脚部材の角度を見ながら調整して位置と角度を決めます。
SPF端材を使って脚部材を繋ぐ部材を製作します。
今回は脚下から100mmのラインに合わせて墨線を入れてカットします。
この加工は現物合わせの方が良いかなと思います。
現物合わせで引いたラインに合わせてカットします。
4個の部材が出来ました。
並べてみるとほぼ、同じ角度でした。
正確に組み上がっている証拠ですね。
部材の端側で留めるので、皿取り錐で下穴を開けてコーススレッド45mmで留めていきます。
脚部材が2セット出来ました。
折りたたみ式も検討しましたが、強度を考えて固定式です。
座面は固定せず、乗せるだけです。
分解式?組立式?なので持ち運びは楽ですね。
今回のダイニングベンチの木加工でのポイントは角度を付けた脚に十分な強度を持たせる事と脚と座面にガタ出ない様に正確に組み立てる事です。
多少のガタであればクッション材やカンナなどで修正も可能です。