丸鋸で小さい木材カットや鋭角な角度のカットは危険!
不安定な固定になる小さな木材は苦手です。
そんな小さい木材をカットする為の丸鋸ガイド(平行ガイド活用タイプ)を製作しました。
YouTubeにて製作動画も配信中!
平行活用タイプの小物カット丸鋸ガイドDIY
丸鋸ガイドの材料
- パイン集成材 15mm厚×幅90mm×600mm(800mm以上を推奨)
- 檜材 15mm厚×幅30mm×910mm
- 鬼目ナットM6×15mm
- チェンジノブM6
- M6ボルト長さ各種2本 1セット
- シンワ スリムシフト30cm(カット時に使用)
- 木工ビス25mm
- 1mm厚ゴムシート
丸鋸ガイド製作の道具
- インパクトドライバー
- 7.5mm、8.0mm木工ドリル
- 簡易ドリルガイド
- ノコギリ
- ノコギリガイド
- クランプ各種
- 木工用ボンド
- サンディングシーラー(木材表面硬化用)
- ゴム系接着剤
丸鋸ガイド材料の解説
今回使用したパイン集成材は、無垢材に比べて曲がり反りが発生しづらいのでチョイスしました。
幅は丸鋸ベース幅に合わせて90mmに。
クランプ用木材は硬めの木材が良いです。
今回はヒノキ工作材を選びました。
集成材でも購入する前に反り曲がりチェックは必須です!
丸鋸ガイド本体の加工
丸鋸ガイド本体にクランプ取り付け用鬼目ナットを取り付けます。
今回は6ヶ所に取り付けてみました。
鬼目ナットの組み付け
強めに固定する必要があるのでM6以上の鬼目ナットが良いです。
更に丸鋸ガイド板厚より短い物を。
鬼目ナットには推奨の下穴サイズがあります。
ただし、板の硬さや使用条件でも変える必要があります。
鬼目ナットはテーパー状になっています。
今回は強い保持力が必要なのでタイトにしたいと考えました。
そこで、細い方を7.5mmとして入口側を8.0mmにしました。
半分までを8.0mmドリル。
半分から貫通までを7.5mmに。
全体的にキツめなので、ゆっくり回して木材が裂けない様に。
先細り下穴なので曲がらず真っ直ぐ入る効果も!
ガイド上面に鬼目ナットが飛び出ない様に締め込みます。
表面に凹凸ができた場合はサンドペーパーで平坦に。
実際に丸鋸を走らせて確認しましょう!
本体加工は一旦ここまで。
クランプ製作に入ります。
クランプ製作サイズの検討
今回の設定は30×40角加工をメインで考えています。
実際に角材を置いて、固定に最適な長さを検討しました。
使った木材はヒノキ工作材です。
各パーツを一気にカット。
クランプ部材の参考サイズ
今回のクランプの参考値です。
メインで加工する木材サイズに合わせた方が確実に固定できます。
支持パーツから木工用ボンドで接着。
強度が必要な部分なので、クランプで圧着。
締め付けボルト用穴あけ
クランプ部材70mmにボルト穴を開けます。
位置は前寄りに。