Camp mottoのベース野営地として山を借りる事が出来ました。
キャンプ場は昨今のキャンプブームで満杯状態。更に利便性向上でアウトドアを楽しむには揃い過ぎかなと思うキャンプ場もあります。(手軽に楽しめるのは良い事です。)
男の無骨な野営キャンプを楽しむには整備されていない山が一番です。親族で山を持っているとそのまま借りれますが、親族に居ない場合は他人様所有の山を借りる事になります。
そこで、山を借りる事が出来た経験から注意すべき点と借りるまでの手順をご紹介します。
他人様所有の山を借りるまで
林業を営む事が厳しい時代になり、荒れ放題で管理できていない山は沢山あります。
でも、見ず知らずの他人に貸すのは不安しかありません。
まずは、経験を積み自分を信頼してもらう事が大事です。
まずはキャンプの経験を積む
キャンプ場と違って、山にキャンプ用の設備環境は皆無です。
軽い気持ちで経験の浅いキャンパーが借りてしまうと自然破壊、山火事や野生動物に襲われたりと事件に発展する事も考えられます。
自然は甘くありません。
まず、キャンプ場で経験を積み対応できる様にする事が大切です。
それは山を貸して頂ける所有者の為でもあり、自分自身の安全の為でもあります。
とにかくキャンプ経験を積みましょう!
山を持っていても管理は大変
山を所有されている方は高齢の場合も多いです。そうなると体力的に山に入って整備する事は出来ません。
山を持たれている多くの方の悩みが、『山の管理が出来ない』と言う事です。そこで、山を野営地としてお借りする代わりに出来る範囲で山の管理をする。
ギブアンドテイクの関係を築く事が重要です。
山への知識を深め、山の管理が出来る自分を作りましょう。
山を持っている知人を紹介してもらう
地元の知人・友人の実家や親戚に山を所有している人が居ないかを聞いて回るのが一番早い見付け方です。
突然山に行って所有者を聞いて訪ねても、話を聞いてくれる方はほとんど居ません。
紹介してくれそうな知人・友人に山を借りる趣旨を伝えて味方になってもらう事で、山の所有者に受け入れ易い環境を作れます。
一番先に理解してもらうべきは紹介してくれる知人・友人ですね。
実際に会い、自分自身の考えを伝える
出来れば、紹介者の方にも同行してもらって山の所有者に会います。
菓子折りなどを持参して。
そこで、まず自分という人間性を知ってもらう事が大切です。山への思いや情熱を伝え、信頼してもらえれば、その後のお付き合いも深くなります。
綺麗事を言うのではなく、自分が思っている事や責任感を知ってもらう様に丁寧に伝えましょう。
山の所有者は警戒する
年配の方で山や不動産を所有している方は、バブル景気時代の不動産詐欺や暴落して被害に遭った人を見ています。
その記憶が、警戒心として残っています。個人的な楽しみの為に使わせて頂く事を丁寧に伝える事が大切です。
約束事を細かく決める
山を借りる時には、事前に約束事を決めておく方が良いです。その約束を守る事で信頼関係が出来、色々と協力して頂ける様になります。
mottoが事前に約束した事
- 山を借りる前に借りる日を連絡する。
- 勝手に山の環境を変えない。伐採は事前に許可を取る。
- 空いた時間で出来る限りの山の清掃をする。
- 他人に又貸ししない。
- 隣地の方に迷惑になる様な事をしない。
- 山での事故は全て責任を取る。
- 山火事にならない様に細心の注意を払う。
上記の約束は一例ですが、所有者の方の要望・希望も積極的に入れましょう。