冬場のブライワックスを溶かす
ブライワックスはアンティーク感や男前感を演出するのに手軽な塗料・仕上剤です。
ただし、冬場はカチカチに固まって塗るにも困難です。
そこで、晴れている日であれば車のダッシュボードで溶かし携帯カイロで保温するのも効果的です。
液体化を維持するのは難しいですが、塗れる半練り状態は維持できます。
塗装まで完了し、組立の準備が完了しました。
ハシゴフレームの組立
フレームの組立は、ハシゴメインフレームと天板支え柱まで一気に組み立てます。
木工用ボンドをダボ穴に入れて、軽く短い部材を差し込んでいきます。
組付けが完了したら、バークランプで締め付け。
木工用ボンドが乾燥するまで放置。
天板を支える柱部分を組み付けます。
天板柱まで組み付けが完了。組付け曲がりが無いか、広い作業台の上で確認しておきます。
曲がりがあれば、作業台にクランプで固定しボンドが乾くまで放置します。
机天板の製作
最初に、サンドペーパー#400程度で軽く整え、ブライワックスで塗装。
集成材はサイズも仕上げも製品化されているのでそのままです。
塗装が完了です。
天板は二度塗りで仕上げました。
さすが集成材。美しい仕上がりです。
天板とフレームが接触する部分をノコギリでカットします。
今回は38mm×200mmを両端カット。
延長コードのコンセントプラグを通す穴を製作します。
ドリルで穴をあけてジグソーで仕上げました。
電源コードを通す穴は、その他の余分な長さのコードも下に隠せる様に大きめにしました。
カットした部分をサンドペーパーで整え、塗装します。
パンチングボード・コルクボードの製作
机の前面にパンチングボードとコルクボードを設置する事にしました。
パンチングボードはご要望として出たので5mm厚のパンチングボードをつや消し黒に塗装して取り付けます。
更にピン留め出来るコルクボードもあった方が便利だなと横に設置します。
5mm厚のシナベニアをつや消し黒で塗装。
ピンがさせる厚めのコルクボードをボンドG17で接着しました。
パンチングボードとコルクボードをつなぐ支えを製作。
SPF2×4部材の残りで柱を立てて、両端に下地としてSPF1×2材を4ヶ所設置しました。
男前机の組立
棚部分以外の製作が完了したので組立ます。
ダボ加工まで完了しているので、組立家具を組み立てるのと同じです。
天板を取付け、パンチングボード・コルクボードを取付。
その上にSPF1×10材で一段目の棚を設置。
男前な机の完成
二段目は、教科書が入る高さに設定してSPF2×4材、1×2材、棚板1×10材で設置。
完成しました。
いかがでしょう。
男前な雰囲気。
長く使えるシンプルなデザインです。
製作を終えて
今回は、詳細の作り方と言うよりSPFを使った家具製作の解説をメインで行いました。
本格的な家具をDIYしようとすると、DIYなりの知恵が必要です。そこで、なるべく買った木材を無駄にせず、反り曲がりと上手く付き合うなど製作のポイントをご紹介しました。
SPF材で作れば本格的な家具も安く作れます。今回の製作でも2万円以下でオーダーメイド家具が仕上がります。
オススメグッズ
ツーバイ材の墨付けはコレで決まりです!
男前感を最大限に。ブライワックスジャコビアン