収納する物の大きさや重さが決まっている場合は固定棚で事前に作ることが可能ですが、決まっていない時は自在に変えれる方が便利です。
可動棚は、収納する物の大きさによって棚の高さを変えられるので、効率よく収納することができます。
棚設置でのポイントは下地探しです。ビスが効く場所を探せれば棚設置作業のほとんどが完了と言ってもいいかもですね。
今回は、下地探し → 棚柱の設置 → フックの取り付けという、可動棚設置の基本的な方法をご紹介します。
可動棚の設置方法
棚柱(レール)のご紹介
両持軽量棚用の棚柱は、1セット4本で使用します。
ホームセンターでは、600mmサイズが1本100円程度で販売されています。
可動棚設置に必要な道具
- インパクトドライバー
- 下地探し工具(下地探しどこ太)
- マスキングテープ(目印用)
- メジャー(コンベックス)
- 水平器
- コーススレッド32mm(取り付け状態による)
棚柱の設置
棚柱の取付は、「壁の下地位置」と「収納する物と棚板の奥行き」を考慮して決めます。
下地を探す時に便利なのが、下地を探す専用工具です。
様々なタイプがありますが、直接下地を探せる「針タイプ」がわかり易くて良いですね。
壁に何ヶ所か刺しながら下地の位置と幅を確認。
下地があると差し込んだ針が止まり、目盛りを見ることで下地までの壁の厚さも分かります。
下地がない場合は、針が全て刺し込まれます。
下地の位置が分かったら、マスキングテープで目印をして下地の太さを探ります。
なるべく下地の中心に固定ビスを打てれば強度の心配も無いですね。
棚柱を取り付けるときは、印字されている数字の向きを揃えましょう。
ポイント
棚柱には棚板位置が分かりやすい様に数字が印字されています。
固定する棚柱4本の上下の向きを揃えることで数字を見ながら棚板を留める事が出来ます。
棚柱がしっかり垂直に取り付けられているか、メジャー(コンベックス)もしくは水平器で確認しましょう。
棚柱の取り付けが完了しました。
ポイント
フックの取り付け
棚柱にはフック設置用の番号が振ってあります。
フック同士の番号を合わせるだけで棚板の高さが決められるのでとても便利です。
棚フックはこんな形です。
一つの棚板に4個使います。
フックの上を引っ掛けて、ツマミながら下の爪を穴に入れるとロックされます。
全て同じ番号の所にフックをつけたら完了です。
棚柱の設置完了
棚板を乗せたら可動棚の設置完了です。
簡単な作業で、あっと今に収納力アップです。
まとめ
簡単な作業で格段に収納量がアップする「可動棚設置」はお手軽なDIYです。
棚板もホームセンターで各種販売しているので、インテリアの雰囲気に合った棚板を使う事ができます。
棚柱がシルバーなので、飾り棚として使う場合は壁紙と同じ「白」を購入して一体感を持たせても良いと思います。ぜひお試しください。
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