電動ドリルスタンド

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真直ぐに穴をあけるドリルスタンド(ボール盤)の作り方をご紹介!

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基本構造の製作が完了しました。

ここから調整機能などの仕上げをしていきます。

引バネの組付け

スタンド裏面にバネを取付ける為の板を取り付けます。

バネの固定にビスを側面に打つ為、18mm程度の厚さの板がいいと思います。

ボール盤DIY バネ組付け1

140mmの引バネを使います。

取付位置は製作時、写真の位置にしました。

電動ドリルを取り付けた時に重量で下がります。

テンションが掛かっている状態で、ビス取付位置を調整しています。

ボール盤DIY バネ組付け2

ドリル垂直の確認

ここで、ドリルの精度を確認します。

縦方向にはズレがあります。

ボール盤DIY 測定1

横方向は大丈夫です。

精度を出せるように注意しながら加工しましたが、やはり調整機能が必要ですね。

ボール盤DIY 測定2

電動ドリル固定部の製作

電動ドリルの固定に調整機能を付けます。

横縦方向の調整電動ドリル本体の固定機能を製作します。

まず、電動ドリルの固定と縦方向の調整機能の製作です。

ボール盤DIY 電動ドリル固定部1

キャビネット蝶番を写真の様に取り付け。

ボール盤DIY 電動ドリル固定部2

電動ドリルを直接固定する板を切り出します。

この部材も強度重視で12mm厚のベニアを使います。

ボール盤DIY 電動ドリル固定部3

注意ポイント

電動ドリルの固定方法をスポンジから確実なエポキシパテに変更しました。

ドリル上部固定にエポキシパテを使用します。

電動ドリルガイド ホルダー製作1

エポキシパテは、2色を均一になるまでコネて使用します。

電動ドリルガイド ホルダー製作2

電動ドリルに付かない様にサランラップで保護します。

電動ドリルガイド ホルダー製作3

エポキシパテを載せてカバーをかぶせます。

電動ドリルガイド ホルダー製作4

カバーの周りからエポキシパテを抑えて、電動ドリルと密着と整形。

電動ドリルガイド ホルダー製作5

垂直が出ていればOKです。

電動ドリルガイド ホルダー製作6

横調整機能の製作

横調整用のパーツはベニア9mm厚をコの字型に製作。

ボール盤DIY 電動ドリル固定部6

7mmの穴を両側にあけて、M5爪付きナットを取り付けます。

穴を開ける位置は、電動ドリルの形状によって変わります。

安定して固定できる位置を見定めて位置を決めます。

ボール盤DIY 電動ドリル固定部7

当て木を当てて、Cクランプで押し込みます。

ボール盤DIY 電動ドリル固定部8

M5トラスネジ40mmを内側からねじ込み、端はダブルナットで固定。

両方のねじ込み量で横方向の傾きを調整します。

ボール盤DIY 電動ドリル固定部9

この2つのパーツで縦横方向の調整と電動ドリルの固定を行います。

固定方法をスポンジからエポキシパテに変更しています!

ボール盤DIY 電動ドリル固定部10

電動ドリルスタンドの完成

パッチン錠を取り付けて、完全に固定が出来ました。

ボール盤DIY 完成1

多くの製作工程を経て、電動ドリルスタンドが完成しました。

ボール盤DIY 完成2

たくさんの製作工程のおかげで、凝った感じのスタンドになりました。

ボール盤DIY 完成3

追加でスタンド裏にコードホルダーを製作。

ボール盤DIY 完成4

電動ドリルスタンドの試し運転

完成した電動ドリルスタンドを微調整後に、使ってみます。

ボール盤DIY 試運転1

簡単に穴あけが完了しました。これで精度が必要な穴あけ加工が出来ます。

ボール盤DIY 試運転2

製作を終えて

電動ドリルスタンドは、縦方向の精度を出すことがポイントです。

しっかり組み上げる事で精度が高い電動ドリルスタンドが完成しました。後、追加するとすればレバーを追加して作業性の向上を目指すかなと言うところです。

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